日本語にします

 冬になったかのようなとても寒い日。本校ではあるイベントが授業と並行して開催されているので、生徒の気持ちもどこか上の空。朝からピリピリしてしまいました・・・・。

英語Ⅱ1クラス目はちょうど明日の授業撮影とほぼ同じ内容の授業だった。予行も兼ねて授業してみたけど、やっぱり本文の内容理解を英語だけを使って進めようとするとうまくいかなかった。英語で英語を説明するというややこしさから、生徒の気持ちがどんどん離れていくようだった。また、英語だけで授業するために生徒に問う内容を削ったのだけれども、それも自分の中で納得ができていない。英語で授業することが第一になってしまっては本末転倒かもしれない。日本語を潔く使ってしっかり英文を読んで、その後の活動で英語を使わせたいと思った。1コマ目の生徒には大事なことを教えてもらった。

 2クラス目は教科書の文法問題の総まとめ。意外に手こずっていたのが接続節内の並べ方だった。まだ基本的な単語の並べ方が身についていないことが理由かもしれない。そこができるようになって高校の英語を卒業してほしいけど、彼らにはあと3ヶ月弱しか残されていない。1時間だけでも意味順やってもらおうかな。

 1年の進学クラスは今日も宿題をやってこなかった生徒へのキツイ言葉かけから始まった。いつになったら自覚してくれるのかな。常連の生徒たちが同じクラスに集中しているのも気になる・・・・。授業はかなり基本的な内容を扱っていることもあり、教科書の問題自体はどんどん進んでいる。でも穴埋めだけができても仕方がないので必ず口頭英作文を入れることにしていて、その活動は結構盛り上がっている。やっぱり自分で英文を作れるっていうのは嬉しいよね。週に1回しかない授業だけど、この2時間だけは英文をどんどん書かせたいと思う。

言わないように

 1コマ目はALTのJapanese animation Lesson。生徒に同じ題材でプレゼンテーションをしてもらうので、せっかくだからALTにもやってもらうことにした。ちょうど日本のアニメやマンガが大好きな人だったし。教科書にあったマンガのタイトルの英語版をあてる問題からスタートしてウォームアップ。ペアで話し合いをしながら取り組んでくれたので場も暖まった。次はALTからもののけ姫のプレゼンテーションを聞き、質問に答えるというもの。日本のアニメが大好き、という外国人が多いことを肌で感じてもらえたかな?最後にカナダのこどもたちが見るアニメを10分間だけ見せた。子ども向けなのでかなりスピードが速い。絵だけで内容を取ってくれてもいいんだけど、どうしても英語の速さに圧倒されている様子。急遽プラン変更して、ALTが解説を加えながら見せることにした。それでも大変だったね・・・・。

 英語Ⅰ特別編成パートは試験範囲の最後の部分である現在完了を終わらせた。口頭で何度も練習させてから解いてきた問題の答え合わせをさせる。そうすると間違った部分の理解が自分でできるようになることが分かった。これからもこのパターンで進めることにしよう。プレゼンテーションの原稿書きは次回に回ってしまったが、逆に準備をさせることができたのでよかったかも。

 もう一つの英語Ⅰもほぼ同じ内容で進んだ。ということは特別編成パートがもはや特別編成パートではなくなっているのかもしれない。

 英語Ⅱは先週火曜日にやった内容の続きで、内容をほとんど覚えていない状態からスタートだった。復習に時間をあまりかけられず、生徒にはこちらのペースに合わせてもらうしかなかった。内容を深く考えたりする時間もあげられなくて申し訳ない。あと5回の授業しかないです・・・。

 放課後は今週末の英語暗唱大会に向けた練習。本番も近いのであまりいろいろ言わないようにしよう、とALTと打ち合わせしておいたのだが、どうしても欲が出てしまう。先生って職業は何か言わずにいられないものなのか・・・・。反省しました。明日からはとにかく自信をつけさせるような声かけをしよう。

自分の言葉で

 1コマ目の英語IIはT.T.だったが、特別教室に移動してくるのが遅い生徒がいて注意をするところから始まってしまった。直後に元気に授業を始めたので、ちょっとぎこちなかったかな。グループプレゼンテーションを終えて残った時間で英単語しりとりをやったが、意外に盛り上がっていたのが驚きだった。高校2年生だけど楽しめるんだね。

 英語Iの授業は現在完了ドリルの続きとプレゼンテーションの原稿書き。この原稿書きが1つめのクラスで思いの外時間がかかってしまい、来週に持ち越しになってしまった。なので2つめのクラスでは原稿書きからスタートすることにしたが、新たな問題点が発生した。スマホで調べてもいいことにしたら、翻訳サイトを使って英語を作っている生徒が何人もいて、何が言いたいのかよく分からない表現が出てきてしまった。できれば自分が知っている言葉で表現する努力をして欲しかったので、それにはまず日本語の段階で表現を簡単にする練習をさせればよかったな。来週の特別編成パートではそこを変えてみよう。

少なすぎると

 英語Ⅰ特別編成パートのT.T.からスタート。元々少人数なのに休みもいて超少人数クラスになってしまった。英会話学校みたいに自由に話せる雰囲気になるどころか、自分たちの声が聞こえすぎてしまうのが嫌みたい。ペアでの話し合いもささやく始末・・・・。いつもは余計な話をして注意されている生徒に、今日は助けられました。

 英語Ⅰ普通クラスは2クラス共現在完了の復習。あらかじめ解いてきた問題を使ってみんなで口頭英作文をさせ、意味と表現を確認させてから各自で答え合わせ。終了した生徒から確認問題に挑戦させる流れでペース調整をし、最後に来週のプレゼンテーションについてアナウンスした。今回はマンガ・アニメに関するShow & Tell presentationであることを告げると、盛り上がってくれた。次回で原稿を作り、一度授業内でリハーサルをしてから発表させる予定。

 英語ⅡはT.T.で、一人1文覚えて発表するプレゼンテーション。おそらく次につなげるための練習なのかな?2年生最後に何か形になるものに挑戦させたいなぁ。







 放課後は2時間フルに使ってスピーチコンテストに出る生徒たちの練習に付き合った。前回のアドバイスを受けて練習してきたようで、とてもいい発表になってきた。私のコピーではない自分自身の発表が見えてきた。彼らの底力に感服しました。あと1週間!頑張ろうね。

重い

 英語Ⅰは現在完了の復習ドリルがメインの授業。have/hasの使い分けがまだ微妙な生徒から、不規則変化動詞もかなり覚えている生徒までいろいろ。少人数クラスでもこんなに差がある。そこである程度分かっている生徒からもう一度同じ問題を解かせることにし、全問正解で宿題プリントをもらえることにした。ただし間違った問題を暗唱できれば可とした。暗唱したくないので生徒は慎重に問題を解いているし、でも宿題も終わらせたいので黙々と取り組んでいた。時々暗唱する生徒の声が聞こえるのも良かったかな。

 英語Ⅱは教科書付属のワークブックの答え合わせ。でも教室に入った時から重い雰囲気・・・。いつもはもっと楽しそうにしているのになぁ。今日はペアで練習しているときも、みんなあまり楽しくなさそうだった。それでもパートナーに失礼な態度を取る生徒がいないのが、このクラスの良さかな。来週の授業がちょっと心配になったけど、いつものみんなだったら大丈夫。

 放課後は推薦入試を受ける生徒の面接指導で1時間。覚えたことを忘れてしまって焦ったみたいだが、それでも十分いい受け答えだった。というかむしろ、その場で考えて話している方がよほど自然でいいんだよね。考えをあらかじめまとめつつ、でも本番はそれに縛られないっていうのがベストかな。

November

 11月最初の授業は、毎年恒例になったvの発音練習からスタートした。まずNovemberを思い出させ、スペリングを言わせてから、vの発音練習へ。ほとんどの生徒がfの口を作ることができるので、今日はそんなに時間がかからなかった。fやvの口が作れるだけで発声までうまくできていない生徒もいるけれど、まずは形から。1ヶ月かけてしっかり発声できるまで練習しましよう。あ、音読テストで各自発音してもらおうかな。

 英語Ⅰは3クラス共足並みが揃い、単語帳の新しい範囲の発音確認とレッスン最後のまとめ問題を扱った。発音確認がどうしても時間がかかるので何とかしたいところなんだけど、今日みたいな連休明けの授業ではこのゆっくりペースがちょうどよかったみたい。まとめ問題は生徒が解いてきたものを短時間で確認して授業のポイントを絞ることができた。予習と言うよりは復習的な問題だったので、こういうやり方も悪くないかな。他の生徒の答えを写している生徒もいたので、「各自のプリントを見て授業内容を決めているのだから、誰かに教えてもらったりすればその部分は説明せずに進むこともあるんだよ。自分にあった授業にしてもらうために大事なことは何か考えませんか?」なんて話をしなければならなかった。私も宿題が授業に反映されることを身をもって感じてくれるような授業にしなければダメだなと反省しました。

 英語Ⅱは1週間ぶりの教科書で、前回までのお話を確認するところから始めなければならなかった。英問英答で復習させたが、もうちょっと問を吟味した方がよかったな。ちょっと冗長になった嫌いがあって、生徒の集中力も保たなくなってしまったし予定していた所まで進めなかった。どうしよう、次に教科書を進められるのは、また1週間後だ・・・・。

 放課後は会議終了後、英語暗唱大会に出場する生徒への指導。表現に関して自分で考えさせてきたけど、ほんとに歯がゆい。とはいえ私のやり方を真似させるのは違うと思うんだよね。いい発表の映像を見せたりしているんだけど、何だかなぁ・・・・。

使えるように

 1コマ目は英語Ⅰ特別編成パートで教育実習生(他教科の!)に見学してもらった。編成も特別なら教室も特別ということで、離れた所にある寒い教室で授業を行っている。なので、ただ見学していたら寒いんじゃないかと思い、授業に参加してもらうことにした。ちょうど奇数になっているクラスなので、ペアを組んでもらえると助かる。偶然部活で顔見知りの生徒だったこともあり、楽しそうに授業に参加してくれた。授業は模試の事前課題を一気に扱うというひどい内容だったが、朝イチにも関わらず生徒は最後まで授業に取り組んでくれた。今日やったことが頭の片隅にでもあれば、「勘が冴えている」状態になれるかな?

 2コマ目はALTとのT.T. 前回から1ヶ月以上も開いてしまったが、何とか会話テストを全員終了することができた。1つの会話を3回も挑戦した生徒もいて嬉しかったが、これを実際に使えるようにするには何かが足りないんだろうな。最後の会話テストが勝負です。