自信

 今日は音読テスト一色の日。どうしてもうるさくなってしまうので周りの教室に申し訳なく思うが、生徒全員と短時間ながらも関われるので、とても楽しい1日だった。

 1コマ目の英語Ⅱは30人クラスで、扱っている英文も長くて難しい。そんなわけで残り時間を見て軌道修正をしながら進めることになった。最初の数名は1パートの半分の分量を読んでもらったが、途中から1/3に変更し、さらに難易度と生徒の力を見極めて読んでもらうパートを選んだ。テスト自体というより、それに向けてプレッシャーを感じながら全パートを練習してもらえばいいわけで、さらには“ランダムに”振り分けられたパートを自力で読めた!という嬉しさが大切。だから、実際のテストで読んでもらう部分が数行でも意味はあると思っている。とにかく全員の音読を聞くことで、今後の音読活動に意味を持たせることができる。今日は、英文が難しいこともあって、パートナーを呼び出してヘルプさせる場面が数回あった。そのたびに生徒たちの中に緊張が走ったり、ちょっとイベント的になったりしてなかなかうまい具合に機能してくれた。合格したあとにパートナーにお礼を言っている姿がとても嬉しい。

 英語Ⅰ2クラスも音読テスト。こちらは試験前にあと1時間あるので、少し長めに区切って読んでもらうことができた。ここでもパートナーに助けてもらう場面があったが、助けることができた自分に驚きながらすごく喜んでいた生徒が印象的だった。英語できるかも、と思ってもらえるきっかけになるといいなぁ。