相手がいるから

 1コマ目はALTとの授業で、短い会話文を覚えてALTと会話するテストの続き。ひたすら列に並んでテストを受けては再度挑戦する形式で、これを1時間やったら飽きるんじゃないかと心配だったのだが、予想に反して皆時間ギリギリまで挑戦してくれた。すぐに結果が出て、さらに再度挑戦すると良い点数になるのが嬉しいみたい。会話って決まった応答の仕方があったりするので、とにかく答え方をマスターしてもらおうと考えた授業だった。年明けにこの内容も含めた会話を使って最終試験を行う予定。

 次の英語Ⅰは特別編成パート。分詞の問題の丸つけをさせてから、間違った部分の解説をさせてみた。その過程でペアで疑問に思ったところは質問してね、と投げかけたが、質問が出ないまま終わってしまった。答えを見てなんだか納得してしまったのか、それとも聞きにくいのか・・・・。あと2時間で質問タイムを作ろうと思う。残りの時間で試験範囲の暗唱文を使ったCDとのシンクロ読みテストを実施。普段日本語もゆっくり話す生徒はついて行くのが精一杯だったが、それでもポイントの部分で間に合っていたので合格とした。最後にペアで暗記のチェックをさせて終了。

 次の英語Ⅰのクラスでは、前回の授業で練習した暗唱文を一人ずつ暗唱させるところからスタート。合格すれば残りの時間でテスト対策のノート作りができることにしたので、どんどんテストを受けに来てくれた。今日の時点で完璧を求めるとお互いに辛くなるので、私のヘルプありで1分以内で終了できたら合格とした。最初のとっかかりとしては十分だったかな。

 英語Ⅱの授業は教科書の語法問題を使って、ペアで完璧な答案を作る課題からスタート。適宜私の「独り言」を入れて、間違いポイントを指摘するようにした。ただ漫然と解説を聞くより、意欲的に私の「独り言」を聞いてくれる。それでも完璧な答案を作れたのは2ペアだけだったので、彼らは嬉しそうだったし、他のペアも間違ったところが印象強くなったんじゃないかと思う。

 放課後は1時間半かけて、英語暗唱大会に出る生徒の暗記につきあった。3人の生徒を一度に指導したので、お互いの刺激になったかもしれない。これからは定期試験に向けて勉強してもらい、試験明けに最終調整をする予定。今年も楽しみだ。