主体

 昨日は校内マラソン大会だったので授業が2時間カットとなり、私の授業は2コマのみ。筋肉痛で授業どころではない生徒もいたので、「足が痛い」って英語でなんて言うのか考えさせるところからスタートした。わいわいやっているうちに授業に気持ちが向き始めたので、明日の単語テストに向けたペア練習をさせた。その様子を見ていると明日の結果は芳しくないものになりそうだけど、今夜の頑張りに期待したい。

 英語Ⅱは先週読んだ内容を使った復習の時間で、音読+黙読で内容を復習させたあと白文を使って英問英答に挑戦させた。ヒントも与えながら進めたが、ほとんどのペアが挙手してくれていたのでよかった。最後の問として環境問題に関する提案を英語で考えさせた。まず日本語で答えさせて、それを英文にするという順番で行ったが、その過程で主体を明確にする英文ならではの特性が思いがけず焦点となった。日本語で提案した時には意識しなくてもよかったのに、英語にする時には主体を考えなくてはならない。授業案を考えたときには全然気づかなかったので、生徒とこの授業に私が気づかされました。もう一つのクラスでやるときは、この部分をもっと活かした活動にしよう。

 英語Ⅰは本文の読みを終え、文法ドリルの範囲である分詞の導入へ。中学校では1時間かけて導入するだろう内容を10分で行う。中学校で扱ってくれているからこんなに短い時間でできるし、ルールをおぼろげながらも説明できる生徒が数人いるので授業を前に進めてくれることもある。遠い記憶がよみがえってきたところでドリル問題を配付し、明日までの宿題とした。