音読テストの効果

 今日は音読テストの日。どのクラスも、あっという間にテストを受ける列に並んでくれる。もちろん、最後の方になると目立つからだと思うけど。

 まずはどのクラスも単語帳を使ったペアクイズ大会から。朝イチの授業にはボーッとした表情の生徒もいたが、ペアで問題を出し合うとすっかり笑顔になっていた。このいい雰囲気の中で音読テストの受付を始めたので、どの生徒も発声が良かった。今回の音読テストでは発音を間違った場合、そのパートナーが呼び出されることになっているので、テスト前の練習もかなり気合いが入っていた。あまりプレッシャーをかけすぎると思わぬ方向に行ってしまうので、そこはバランスが必要だけど、今のところみなパートナーといい関係を作れているようだ。実際発音が間違っていてもまずは私からヒントを出しているので、今日のテストでは「呼び出し」は起こらなかった。結局テスト自体ではなくて、それに向けて濃い練習をしてもらうことが最重要ポイントなんだよね。今日初めてテストを受けた1年生たちは、「合格」の言葉を聞いて本当に嬉しそう。男子が小さくガッツポーズなんかしていて楽しかった。私はテスト中で目撃できなかったけど、合格した生徒たちがパートナーに報告&「ありがとう」と感謝してくれているといいなぁ。

 日曜日に私の授業中の活動を紹介することになっている。その準備をしながら、英語と日本語のどっちつかずで授業をしていることをイヤというほど思い知った。指示は全部日本語でやるべきだと思ってはいるんだけど、でも「英語で授業をすること」という文言がよぎってしまい、そっちにもいい顔をしたいと思っている。なんだか滑稽だよな・・・・。とても心配になってきた。どうしよう。