暗唱テスト

梅雨の晴れ間で気温が上がり、生徒はちょっとお疲れの様子。


 英語Ⅰ1クラス目は暗唱テストを実施した。まず3分間時間をあげて、声を出す練習をさせた。朝イチのクラスだったので、英語をはっきり話す練習をしないとどうしてもボリュームが出ないし、それに気恥ずかしいみたいだ。その後早速テストを開始したが、全員にワークシートを渡して、クラスメートの発表を聞きながら良かった点についてメモを書かせることにした。点数を書かせるのは個人的に好きじゃないけど、他人の発表からヒントを得て欲しいと思った。ここでメモした内容を元にして次の発表を改善してほしいと思っているので、返却は次の発表に向けた練習が始まる頃かな?

 英語Ⅰ2クラス目は特別編成パート。ペアでの音読練習からスタートしたが、普通パートよりも1.5倍時間がかかる。それでも、本文をしっかり読めるようになれれば生徒も自信を持てるようになるので、この部分はカットできない。ペアで練習させたあと、私の範読を聞いて修正させ、再度ペアで練習させた。

 次は英語Ⅱで単語帳の新しい範囲に入り、その発音チェックからスタート。ちょっとテンポが悪くなってしまったこともあって時間をかけすぎてしまった。教科書パート2の本文理解の英問をなんとか終わらせて終了となってしまった。次から頑張ろう・・・。

 英語Ⅰ3クラス目も暗唱テスト。このクラスは発音に気をつけて発表してくれた生徒が何人もいて嬉しかった。前回の授業で発音練習を全員でやったのだが、その発音に挑戦してくれていた。暗唱という場面でスクリプトと発音の両方に気を配るのはとても大変だ。だから、今日の生徒たちはその単語の発音を言われたまま覚えてしまったのだと思う。彼らの可能性に驚くと共に、私の働きかけが影響する可能性についても考えさせられた。

 暗唱テスト後、ALTとお互いの評価を持ち寄って、スピーチコンテストの校内選考会に推薦する生徒を決定した。私は声の出し方と発音を特に評価したが、ALTはリズムや流れに着目していたのが興味深かった。ALTも言っていたが、発表態度もとても大事なポイントなんだけど、元々その生徒に備わったもので練習で何とかなるものではない。発表態度がすばらしい生徒と発音の上手な生徒、どちらがいいのだろうか。ひとまず校内選考まで少し練習してもらおう。