d で終わる語

 今日の日付はサーズと発音する生徒が多くてびっくり。昔そういう名前の伝染病があったんだよ、などと言っても生徒にはピンとこなかったけど。いずれにしてもdで終わる語の発音って難しいみたいだ。

 英語Ⅱの音読テストからスタート。今日はパートナーのヘルプをもらった生徒が3名いて、皆パートナーはちゃんと発音できているというパターンだった。ペア練習で適当に流さないようにしよう、と思ってくれるといいな。

 英語Ⅰ1クラス目は高校総体の時に作った課題を使ったグループ活動を行った。意味順を使った英作文に挑戦させ、最後に文字を並べかえて単語を作るゲームを全員でやってみた。この単語を見つけるゲームが意外に難しく私も分からないものがあって行き詰まってしまった。そこである生徒が答えを見つけ、答えを口走ったら、まるで伝言ゲームのようにクラス全体に広がっていった。その生徒の嬉しそうな顔とクラスが一つになった感じが心地よかった。英作文では、動詞が入るボックスにbe動詞と一般動詞の両方を入れてしまう間違いについてさらっと説明して終了となった。本当はこっちがメインだったんだけど・・・。

 英語Ⅰもう一つのクラスは検診の順番を待ちながらの授業となった。来週のALTとの授業で使うワークシートを少し先取りした活動をし、宿題の確認をしたあとはテスト対策ノートを完成させる時間にした。検診から帰ってきた残りの5分で、試験に臨む彼らに向けて激励の言葉を贈った。「中学校の時に、どうしても勉強で勝てなかった子いたと思うけど、その子はこの学校にいないでしょ。この学校で頑張れば、思ってもみないようないい結果だって出せる。中学校の時の気持ちのまま、試験に臨むのはもったいない。ベストを尽くして頑張った結果を見るのを楽しみにしています。」といったことを伝えた。この学校にはあきらめてしまっている生徒も多い。もう一度やってみよう、と思えれば、ここからだって遅くないと思う。

放課後は近隣の中学校へ挨拶回り。この地域の生徒数が毎年減っているので中学校とつながりを強めておくべきだ、という校長の意向から始まったものだ。個人的には、県立高校同士で生徒を取り合うのって何か違うような気がするけど・・・。