Peer Pressure

 英語Ⅰ1クラス目はALTとの授業。パートナーから質問される内容について準備をするところからスタート。卒業後についての質問への答えが日本語でも出てこない生徒もいて、予定した以上に時間がかかってしまった。でも各自が英語での言い方を知ってくれたことは意味があったと思う。例えば「大工になりたい」とかは、覚えていて欲しいなぁと思う。次にALTの自己紹介を聞くのだが、順調に進んだので少し内容を予測してもらうことにした。「何人家族か、なんて分かるわけないよ」と興味を失うかと思いきや、意外に話し合いが盛り上がっていた。そのこともあり、実際の自己紹介を聞いて意識が遠くなる生徒が少なかったように見えた。最後の5分で写真を見せてもらって終了となった。いつもはこの部分で、余計なことと言ってしまうと語弊があるけど、とにかく普段の語彙を使っていっぱい話し始めてしまって生徒がポカンとなる。でも幸い5分しかなかったので、とてもコンパクトにまとめてくれた。そうか、最後に持ってくれば自然と簡潔になるのかも。

 次の英語Ⅰは特別編成パート。宿題を忘れる生徒が多く、彼らがこのパートに属している最大の要因はそこではないかと思った。宿題をスタート地点にして授業が作られているのだから、やってこないとマイナススタートどころか、別世界に見えるかもしれない。そんな生徒たちへの対応もしながら進めなければならないので、クラス全体の進みも遅くなる。今日も予定していた内容をなんとか終わらせたが、十分とはいかなかった。

 次は英語Ⅱで教科書の文法問題のまとめとワークブックの答え合わせ。seem toを使った文の書きかえなんかが焦点になっているんだけど、そもそもイコールじゃあないんだよね。それにどちらかだけでも使えたら十分だと思うんだけどなぁ。あまり強調しすぎないようにして本日の内容を終えた。最後にテスト対策の表を配布した。なんだかたくさん書いてあるからイヤそうな顔をしている生徒もいたが、次の授業からクラス全体で進めていくので、うまく巻き込まれて欲しいと思っている。

 本日最後の授業は英語Ⅰ普通パート。15分の時間をとって暗唱テストのリハーサルをさせた。まず10分の練習時間を設定し、各ペアでどのように使うか考えさせた。各ペアで方法は違えども10分間の練習をし、その後本番と同じ形式で問題を出させる。もちろん練習なのでヒントを出しても良いことにし、2人とも暗唱できたら座れる流れにした。これで、時間内に終了できなかった生徒たちは本番に向けて少しは危機意識を持ってくれることを期待している。他の生徒がどんどん座っていくのを見て、みんなできてるんだってことも実感できたのではないでしょうか。後半の時間で動詞の活用を使った活動を行った。発音の確認をしたら各自練習し、列に並んで3問ずつ答える。終わった生徒は次のページに行って書けるかチェック。そこまで終わった生徒にポイントを進呈して終了とした。活用をなかなか覚えられなかった生徒も若干いて、その生徒へのフォローをどうするか考え中です。