特別授業

　今日は高校総体２日目で昨日よりも学校に来ている生徒が増える。そのため、せっかくだから担当することになっている２クラスで授業をしようと考えた。（課題を作る手間よりもそっちの方がいろいろといいという理由もあるけど）

　普段担当していない生徒たちがほとんどだったので、他の先生の進度に影響されにくい「動詞の過去形過去分詞形の主だったものを覚えてしまう」ことを目的に授業案を考えた。まずは不規則変化の動詞をリストにしたものを配布し、発音の練習からスタート。言えるようになったら、列に並んで一人ずつ私のチェックを受ける。できなかったものがある生徒は列の最後尾に並び直して再テストを受ける。全部言えた生徒は書けるかどうか各自で確認をする。それが終わった生徒は、最後に意味順を使って日本文から英文にする練習をする。それが言えたら私のチェックを受けてゴール、という流れにした。ひとりでやったら大変だなと思ったので、ヒマそうにしているＡＬＴに手伝ってもらうことにした。そうすればチェックの列が２つできるので私の負担が軽くなるし、それにＡＬＴも生徒一人一人と関わることができる。

　この流れで２クラスやってみたが、最後の口頭英作文まで終わった生徒が何人も出るほど、皆熱心に取り組んでくれた。なかには無意識のようだけど発音というか発声が英語らしくできる生徒もいて、いろいろと発見できた。あ、もう一つの発見は、動詞のチェックを受けるときに私が原形を言ってから続きを言うのだが、かなりの生徒がtellを聞き取れない様子だった。私の発音が悪いのか、それとも息を吐くtとlの発音のされ方に慣れていないのか・・・・。「テル」だと思っているのかもしれないなぁ。