音読テストと並べかえ

 英語Ⅰ1クラス目は最後の授業となった。いつも通り単語帳を使って問題を出し合う活動をして声を出す練習をさせてから音読テストを開始した。休校が続き直前の音読練習ができなかったこともあり、なかなかテストを受けに来ない。結局授業時間内では終わらず、明日の放課後に時間を設けて、テストを受けさせることにした。時間外で実施すると、点数に入る訳ではないので強制力がないからどのくらい受けにくるか楽しみ?でもある。いずれにしても、このテストの一番のねらいはテスト前の音読練習なので、今日ひたすら練習を繰り返していた彼らの様子を見て、私は「明日来てくれるといいな」なんて思っている。

 英語Ⅰもうひとつのクラスは関係副詞のドリル問題。ペアで解かせている間、私は机間巡視をして興味深い答えや疑問を拾って回る。今日の収穫は、関係副詞の並べかえ問題であってもhowと来たらtoをつなげずにはいられない生徒もいること、なんだかよく分からないけど見たことがあるという理由で “to each other” の形を作ってしまう生徒など。再度並べるルールを確認するよう声をかけながら何周も回った。それでも、ペアでやってくれているので私がすべて指摘する必要がないのが助かる。最後に答え合わせを全員で行い終了。テスト対策リストを配布して、明日の音読テストを予告したところでチャイム。今日も授業中に何度か来年の英語学習でも今年の方法を使って頑張るよう伝えた。

 英語Ⅱも単語帳を使った練習をしてから音読テストを実施した。2年生は範囲が短いこともあり、ペアでの練習時間が終わるとすぐに全員がテストを受ける列に並んだ。何人かの生徒は周りにたくさんの応援が集まる状態でテストを受けていて賑やかだった。音読テストに冷ややかな目を向ける生徒が全くいないので、全員でテスト前のイベントとして盛り上がってくれるのが嬉しい。明日は彼らのほとんどにとって高校での英語学習の最後の授業になる。プリントチェックやアンケートを終わらせて、英語の歌を歌って締めくくる予定です。