縮約版で「読めた!」

 大雪のため月曜が休校になり、今日は久しぶりの授業日だった。英語Ⅰは2クラス共に、単語帳の新しい範囲の発音確認、本文パート3の復習を兼ねた音読練習と内容理解問題で終わってしまった。今日からパート4に入る予定だったのにどうして・・・・。だらだらやったつもりはないので、原因が分からない。とにかくここからのスケジューリングが大変になることは確かだ。

 昨日はアルクの研修会に参加し、金谷憲先生の話を聞いていた。本文の縮約版を作らせ、定着活動にそれを使うことで余剰時間を捻出するという提案だった。ここ最近「何をもって・・・語の英文が読めたとするのか」悩んでいる。Q&Aができればいいのか?でもそれで「読めた」という実感を生徒が持つのだろうか、などとグルグル考えていた。今回の提案そのものではこの答えにならなかったが、縮約版を作る活動で生徒が内容を理解したと実感してもらえるかもしれないと思った。今日の1クラスで早速縮約版を作らせてみた。思った以上にスムーズにできていたが、今日は和訳がついている英文でやらせてしまったのが失敗だった。次は白文でやらせてみて様子を見たい。

 英語Ⅱは6校時のグッタリした様子から始まった。それでも開始早々のペアでの活動では全員がパートナーに失礼のない態度で取り組んでくれた。そこからはなるべくペア単位での活動にし、一人の生徒もヒマにならないようにした。その分説明が不足したが、それも教え合いと私からの一言で足りたようだった。文法問題が中心の授業だったが、生徒がいっぱい考えていろいろ気づきがあった時間になってよかった。