解説で終わらないために

 英語Ⅰは新出語の発音確認&本文をざっと読む活動1回目のクラス。ペアで内容を読み取っていく活動は案外楽しいらしい。このクラスでもだれることなく、みな一生懸命に読み進めていた。

 英語Ⅱは終わりも近づいているのでモチベーションが下がっているのではないか、とちょっと憂鬱な気持ちで教室に行ったのだが、予想に反してみんな楽しそうに授業を受けてくれた。でも気を緩めるとどうなるか分からない感じもあったので、英語で授業を進めるのをためらってしまった。結局生徒が英語を使っていればいいのだから、私の使用言語はそんなに大事じゃないと思うんだけど、でもね・・・。

 3年英文法クラスは最終試験の範囲を今日で終了させた。文法問題をやっているが、解説がすぐ隣に書いてある形式なので解説をかなり省略できるのが助かる。しっかり理解させたいという気持ちもありつつ、大体の理解で例文を頭に入れてしまうことも大事だと思う。来年使用する教材を決める時期になっているが、文法問題の授業はとにかく生徒が分かる言い方で解説が書いてあるものを使えば、解説で時間がつぶれてしまうことはなくなる。解説だけで終わらない授業をするには教材を選ぶ目も必要なんだと思う。そしてその教材を担当者ではない教員が、前年度に決めてしまわなければならない現状・・・。