リハビリと振り返り

 英語Ⅱは冬休みにしたことを英語で言えるようにする活動からスタート。生徒も私もいまいちぎこちない感じで、まだお互いにリハビリといったところ。同じ内容の活動を1年のクラスでもやったのだが、2年生の彼らの方がスムーズに行かないのが不思議だ・・・・。やはり高校の英語学習があと2ヶ月で終わることが影響しているのか?受験のために英語を勉強していない彼らだからこそ、英語を使う体験を多く入れていかなきゃ。


 2時間続きの英会話クラスは来週のプレゼンテーションに向けてリハーサル&グループ練習。評価項目を確認させてから練習に入ると、とにかく暗記に力を入れる生徒や表現で頑張る生徒など様々。できれば本番までに両方できるようになってほしい。来週までの練習に際して特に気をつけることを書かせて解散。これが自宅での練習に活きてくることを願う。


 英語Ⅰは今日から最後のレッスンに入った。本校の生徒たちにとって、かなり難しい内容を読むことになる。とにかく新出語が多い。これまでは新出語の発音確認を一気に行っていたのだが、脱落するのが目に見えていた。そこで発音の確認を終えた語を参考にして、ざっと本文を読む作業を適宜入れてみることにした。ざっと読んで分かることだけメモさせようと用意したのだが、生徒は全部読みたいようでテンポ良く進まなかった。私は分からなければどんどん飛ばして読むほうなので、こういう反応は予想していなかった。一生懸命読もうとするあまり、難しい英文にやる気が削がれないか心配している。さて、続きをどうしたものか・・・。


 放課後はスピーチコンテスト全国大会に出場した生徒と振り返りを少々。本人にとって残念な結果だったようで、一瞬英語がイヤになったそうだ。でも悔しいという気持ちが芽生えてきて、また来年頑張りたいと言ってくれた。私も全国大会の発表を見たのはこれが初めてだったので、指導も手探りだった。今回入賞者の発表を見て、何が求められているのか少し分かったような気がする。やはり基本的なことがしっかりできていることが大事で、その土台に立った発表が評価されていると思う。スピーチコンテストの指導は長い期間に渡ったので、基本に返ることを忘れがちだったのが反省点だ。また機会があれば生徒と一緒に頑張ってみたい。