抵抗感

 英語Ⅱは修学旅行明けの授業。できれば修学旅行について会話などやりたかったのだが、学年の英語科から指定されている授業内容が盛りだくさんのため、あえなく断念・・・。それでも生徒はしっかりと授業に取り組んでくれた。文法ドリルの分量がとても多かったので、いちいち説明していたら確実に生徒は寝るだろうと考えた。そこでヒント集を作って、それを見ながらペアで解かせることにした。分からない問題はどんどん飛ばして、答え合わせをして間違った問題のポイントを別紙にまとめさせる。今日のところは、この方法でどんどん進めてくれました。


 2時間続きの英会話クラスは、1月のプレゼンテーション台本の発音チェック。グループで発音の確認をさせて少しでも疑問を解消させてから質問させる。先週作ったパワーポイントスライドの確認も同時進行でさせて、なんとか全生徒の発音確認を終えた。冬休み課題はノートに台本を書いて覚えてくることなので、発音できる状態にしておかないともったいない。思ったより時間がかかってしまって、”Happy Christmas”のレッスンが超ショートバージョンになってしまった。彼らは3年生なので今日しかチャンスがない。力業で歌わせるところまでやったが、生徒たちは笑顔で授業を終えてくれたのでホッとしている。


 英語Ⅰは70語程度の初見の英文を読む授業。まずは英文を私が読んで聞かせた。英語で話すと集中して聞いてくれて、白紙に内容を書かせてみたらスラスラと書いていた。シンプルな内容なんだけど、それでも英語を聞くことに抵抗感が全くない様子がすごい。ここで英文を見せて自分の理解度チェックをし、設問に答えてから英文作成へ。音読をまったくしないで英文作成に入ったので、苦労しているペアもいた。そこでグループで英文作成に作戦変更すると多少のミスはあるもののなんとか英文を作り出していた。英語に対する抵抗感がこんなにもないものなのかと驚いた1時間だった。


放課後はスピーチコンテストの指導とちょっとだけ多読をやらせてみた。