TK関東支部勉強会とoral summary

 先週の土曜日は日比谷高校さんにお邪魔して、TK関東支部勉強会に参加させていただいた。夕方からの開催ということで、参加するかどうか最後まで迷っていたけれど、結果として参加して本当に良かったと思う。

 今回の勉強会はいわゆる長文講座の展開についてだった。私は長文講座に対して苦手意識を持っていた。普通の教科書を使ったクラス単位での授業は、生徒の発言を中心に組み立てることでうまく流れるようになってきた。しかし、講座となると生徒は寄せ集めで名前が分からないことも多々あって、発言を中心にした展開が厳しい。そうなると解説部分が私からの講義になってしまい雰囲気が停滞する。そんな理由で、講座の展開方法に困っていた。発表された佐藤先生の解説方法は要点を掴みながら、良い意味で「いい加減」。これだったら私もできそうだ、と思った。今は(現金なことに)早く講座をやってみたい気持ちになっている。

 懇親会にも参加したが、そこで思いがけず嬉しいことが!ちょうど1年前に横浜のセミナーで発表したのだが、東京と関西の高校の先生からその後私の実践を取り入れてくださったことを聞いたのだが、それ以外あまり反応がなかった。それが、懇親会の帰り際に数名の先生が声をかけてくれて、その先生方の授業で取り入れていただいていて、とても授業が活発になったことを教えてくれた。今思えば、私自身も誰かの発表を聞いてその実践を取り入れることがあっても、そのことを発表者の先生に伝えることはしてこなかったなぁ。言ってもらえるととても嬉しいことが分かったし、目に見える反応がなくても問題無いんだってことが分かった。来年も自分でできることを精一杯やるだけですね。


 今日の授業は2時間続きのReadingのみ。単語練習でウォームアップを終えてから、これまで読んできた物語文の最後のパートのoral summaryをさせるといういつもの流れ。先日の懇親会で生徒が曲がりなりにも英語でサマリーを話していることを何気なく言ったところ、周りの先生から高評価を得た。私としてはそんなに大それたことをやらせている意識はなかったのだが、実は3年間見てきたこの生徒たちは少なくとも、英語で何か話すことに気負いは無くなっているらしい。(人に話してみるのも大事なことだなぁ)ということで今日はこの様子をビデオに撮ってみた。この学校の生徒でもここまでできることを見ていただく機会があればいいなぁ。最後の1時間は “Happy Christmas”を使ったレッスン。歌えるようになってから、Yokoの出したメッセージを全員で読んで終了した。冬課題は1月のFinal Presentation台本の暗記と筆写、スライドの作成。