原稿直し

 Readingはペアで英文の直しをさせた。前回集めた英文はALTに渡してあり、今日までに間違いを鉛筆で直してもらっていた。授業の前の空き時間に一度目を通して、自力で直せる部分にペンでマークして正解を消しておいた。冠詞等の間違いではなく、意味が通らない場所や文法上の間違いに特化して、大体3カ所程度になるようにした。でも中には論理展開がずれてしまっている生徒もいたので、今日の授業は全体で進めるのではなく、ペア単位で進めることにした。まず英文を返却してマークの意味を説明する。その後ペアでマークされた部分の訂正をしてもらった。意味が通じないところは違った言い方を考えるよう伝えると、二人でいろいろと日本語の言い換えを考えているようだった。2時間を使ってすべての生徒のreviseが終了した。今日の目的は、完璧な英文を完成させることではなく、自力でほぼ完璧な英文を作らせることだった。このあとALTに最終の直しをしてもらうのだが、そこではすべての間違いを訂正してもらうことにしている。生徒は次の授業で訂正された英文を書き写して、書き間違いが無いか教員のチェックを受けて終了となる。どうせ覚えるなら「ほぼ自力で作った英文」で尚且つ「間違いのない英文」を覚えてもらうほうがいいよね。


 放課後は6月から見てきた小論文指導の生徒との最終確認。いよいよ今週末に迫った推薦入試に向けて、心構えを話したりやこれまでの取り組みなどを振り返って終わる。これまでやってきたことを糧に自信を持って受けてきて欲しい。