授業を見に行ったけど

 英語Ⅰは模擬試験の事前課題を扱う1時間目。授業の冒頭で模試を受ける意味やそれを可能にしてくれている保護者への感謝の気持ちについて話す。やらされていると思っていては学びも進まないからね。この後はペアで間違いポイントの解説をさせたり、こちらからの質問に答えてもらったりした。



 英語Ⅱも模擬試験の事前課題を扱い、今日も重要表現をいくつか覚えてもらった。覚えるときに気を付けていることは、なんらかの方法で「楽しい」記憶と共に覚えられるようにしていることだ。やっぱり嫌な記憶よりはいい記憶の方が長く残りやすいかなぁと思うし、エピソードと一緒に覚えることで忘れにくくなるのも事実だからだ。今日も全員笑顔で最後の英文を暗唱して終了しました。



 午後は隣の進学校で行われた公開授業&勉強会に出席した。残念ながら今日の内容は授業そのものではなく、教科書本文の理解を締めくくる活動としての発表だった。どのように「英語で」こんなに骨のある英文を理解させているのか見てみたかったなぁ。



 今日の収穫は学習会でのやり取りでの言葉かな。このところずっと「英文が読めた」って何ができればいいの?とモヤモヤしている。設問に答えられればいいのか。でも設問って内容全体に関わっていないこともある。(設問の問題かも)なので私は設問だけでなく文レベルでのしっかりした理解にもこだわっている。それが正しいのか分からないけど・・・。


そんな中で、ある参加者から


「指導者が〝読めたら何ができるようになるのか”をあらかじめ決めておき、それを確認することが重要」


とあった。もちろん何ができるようになればいいのか、については答えは無かったが、それでも何かのキッカケになるかもしれない。