ALTとの授業について(長文です)

 英語Ⅱはテストの解き直しからスタート。少しヒントを与えるとスラスラ解ける様子を見て、「なぜこれが本番でできないのだろうか?」と考えた。やっぱりテストでの解き方みたいな技術って必要かもしれない。いろいろ言ったところで、結局テストで評価されているんだし、そこで力が発揮できないんじゃ仕方がない。分かっていないんだったら仕方がないけど、ちょっとしたヒントでさらさら出来ているのを見ると複雑な気分だ。あまりふるわなかった生徒もいたが、蓋を開けてみたらこのクラスの平均点が学年で最も高かった。1/3の生徒は別パートなので一概に言えないけど。その後パートナー替えを行い、新パートナーと早速単語の発音チェック。ペアが変わっても問題無く活動している。クラスとしてもまとまっているからだろうなぁ。ありがたい。


2時間続きの英会話クラスはいつも通り単語テストおよび発音確認から。このクラスも担任の先生方がしっかりまとめてくれているので、とても助かっている。今日もいろいろと盛りだくさんだったけど、しっかり活動してくれた。最近、この授業では会話表現の定着だけでなく、それをもとにしたオリジナル会話をペアで作らせている。20ペア以上いるのでチェックが大変かと思ったけど、一部変えるだけなのでやってみたら案外簡単だった。自分たちで作った英文を覚える方が楽しそうだ。


午後の英語ⅠはALTとの授業。そこで困ったことになった。ある内容について生徒にプレゼンテーションをさせることになっている。今日はそのモデルとしてALTにプレゼンテーションをしてもらい、問題に答えることになっていた。流れに関しては事前に打ち合わせをしていたのだが、プレゼンテーションの中身までは確認していなかった。内容に問題があったわけではなく、その情報量と使用語彙の難しさが問題だった。生徒は完全に置いてけぼりで一人でどんどんしゃべっている。ちょっとでも生徒の表情を見たらまったく理解できていないことに気づけるのに、ほとんど生徒の様子を観察していない。私も何度かパラフレーズして助けてはみたが、とにかくすごい情報量でキリがない。担当の先生もいる中で、内容に踏み込んだ改善をしてもいいのか悩んだ。ということで放課後に他の先生方に相談してみた。どうも日本人からの提案を受け入れてくれないところがあるみたいだ。結果としては、OKが出たので明日から私も提案というか改善をALTにお願いしていくことになった。気を遣うのでできればやりたくないけど、授業中の生徒の辛そうな表情を見れば私の気持ちなんて2の次だよね。


放課後はいよいよ来週にせまった暗唱大会のリハーサル。緊張する練習にはなったみたいで、とにかく緊張しながらもどこまで気持ちを込められるかが鍵かな。練習日をあと1日取ってあるので、そこで最終確認です。