Timed Reading 2

 英語ⅡはT.T.で旅行に関する内容のレッスンだった。(今はやりの)共通ワークシートを使った授業だが、その内容だと生徒が日本語で答える場面が出てきてしまう。少なくともALTとの授業くらいは英語メインで行いたいと思っている私にはちょっと困った授業プランだった。そこで私のパートだけは生徒が英語で答える形式にmodifyさせてもらった。共通のワークシートを使っている先生方にはそういう悩みはないのだろうか・・・・。やっぱり自分の授業のポリシーみたいなものってあると思うんだけど。そこのところは、共通のワークシートを使う場合どう解決しているのか教えて欲しいです。といっても反応はないのが常ですが。


 英会話クラスはいよいよShow & Tell Presentation本番の日。さすがに嫌と言うほど練習を重ねてきたので全員の発表は落ち着いたものだった。もちろん英文を覚えきっていない生徒や目線が下がってしまう生徒もいたので、心配していたほどには評価に困ることがなかった。(同時に、自分の指導がまだ甘かったなぁと反省もした。)意外な生徒が底力を発揮してすばらしい発表をしてくれたのが嬉しかった。書かせた振りかえりを読むと、その発表に感化された生徒もいた。次にしっかり活かせるかが鍵かも。

 英語Ⅰは本文パート2の読解。このパートは結構難しめの内容だったので、Timed Readingをやるか迷った。でもやっぱり、やり続けてみないと成果が出ないと思ったので、今日も思いきって活動を入れた。でも今日は最初の文を私が意味を取ってから始めさせた。これでTimed Readingのモデルの提示になったし、さらに読む内容の概要が分かったので読む方向性みたいなものが見えてラクだったみたい。そうだよね、何が書いてあるか分からないものをいきなり読むより、見当がついたほうがいいに決まってる。次もこれでやってみよう。実際、その方法がよかったのか分からないけど、生徒は意外にスムーズに読み進め、ほぼすべての生徒が設定された時間内に終了した。訳で確認させてもがっかりした顔をしていないので、結構意味が取れているのかも。細部の確認のため、いくつかの問いにペアで答えさせて終了。いいペースだったけど、予定よりビハインドなためちょっと心配。

 放課後は英語暗唱部門に出る生徒3人の指導。夏休み以降、ALTにお任せしていたが、発声の仕方とか声で表情をつけることとか、日本語で指導したほうがいいことに限って私も関わることにした。演説風の英文での説得力のある言い方や、物語文での抑揚の付け方など私もいろいろ考えさせられる。一人30分はかかるし、私も声を出し続けることになるので結構ハードです。ここから約1ヶ月、お互いにベストを尽くそうね。