50%

 英語Ⅰはパート1の続きから。単語の復習をさせてからもう一度パート1の本文を日本語にする活動をペアで行わせた。このやり方は、ちゃんと分かったという感覚を持ってくれる利点があるとは思うが、いかんせん日本語使用の方が多くなってしまう。いかに簡単にこの部分を終わらせて英語を使った活動に重点を置けるか、が鍵かもしれない。次のパートでは全文の内容を取るよりも、内容理解の問題の答えを探すやり方に戻してみようかな。全文に目を通すことも推奨しつつ・・・。


 次の英語Ⅰクラスはパート1の読みから。先ほどのクラスのことを踏まえて、生徒にはよりはっきりと「ざっと読む練習である」ことを伝えた。50%の理解でよしとして読み進めてみよう、と声をかけてスタート。なんとか最後までたどり着いたペアもいるが、彼らに共通しているのが「これで合ってるのか分からないから座るに座れない」といった表情だ。すぐに訳例を読めることが分かったら、この次はもっと肩の力を抜いて取り組んでくれるんじゃないかな。

 英語ⅡはListening part のディクテーションからスタート。日本語の意味から空欄に入る英単語を考えさせる課題で、ペアで考えさせることで発想が広げてもらった。答え合わせの前にListening part を聞かせて最終確認させる。答え確認の後はもう一度本文を聞かせたが、「本文を見ないで聞いてみるか」「本文をしっかり見ながら聞くか」決めさせた。結局全員が本文を見ていたんだけど、かえって集中して聞けたみたい。最後の10分を使ってレッスンの本文を単語リストだけを使った穴埋めをさせた。これも日本語の意味をヒントにして入る語とその形を考えさせた。ある程度埋まったところでヒントを与え、最終チェック。次の時間で、答え合わせを兼ねた内容理解に入る。