夏前最終授業

本日夏休み前最後の授業。午前中のみで2科目3コマ。

 最初の英語Ⅱは、夏休み課題の単語練習範囲が急遽変更されたため、5ページにわたる発音確認からスタート。最終日、そして体育の後というとても大変な1コマだったが、しっかり全部の語の発音確認をしてくれた。しかし、それが今日の体力をほとんど奪ってしまったらしく、続く関係代名詞whatの問題にはお手上げ状態。使っている問題がまったく「ドリル」になっていないので、生徒をやたら不安にして終わってしまう。力づくで最後まで「終わらせ」、もとい問題を「見させて」終了。夏休みの課題としては適切とは言い切れないような気がする。やっぱり自力でできるものじゃなくちゃ、やる気も吹き飛ぶよね。他学年のカベのせいにしてはいけないんだけど・・・。


 続く2時間続きの英会話クラスは、夏休み明けのShow & Tell Presentation の音読練習。いつも通り単語テストを終えてから、英訳チェックした原稿を返却する。みな一様に興味深げに自分の原稿を読んでいる。彼らのオリジナルを活かそうと頑張ったが、若干変更しているものもある。そこでまず発音確認をペアでさせてから、次にパートナーに向けて英文の解説をさせた。意味が分からないものを覚えさせないための活動だ。次に気持ちを込めて読む練習を各ペアでさせてから、最後に全体で共通部分の発音練習。次の時間に「全員の発音チェックをやる」と告げると、俄然練習に熱が入った。


 次のコマではクラスを2グループに分けて2種類の活動を同時進行で行った。1グループの18名はグルグルメソッドの方法を使った発音チェックを受ける。その一方の17名は2列になって向かい合い、A列の生徒が原稿を読み上げ、それをB列の生徒が1文ずつ日本語に直していくという活動を行った。こんな複雑な内容を英語で説明していたら活動時間がなくなるので、完全に指示は日本語だった。それでも生徒は自分の原稿を述べ回数で10回読んだことになり、他の生徒の原稿を9種類読んだことになった。最後の授業にも関わらず、みんな思いっきり練習に打ち込んでくれた。(でも両隣の先生に前もって謝っておいてよかった〜。)


 夏休み中はスピーチコンテストに出る生徒の指導、新ALTのお世話、そして授業プランの立て直しがメインの仕事になりそう。授業プランについては、いっぱい勉強して、悩んで、次なる一手を見つけなくちゃ。