活動の意図まで話しながら

 Reading 2時間続き授業から開始。単語練習をさせてから、課題にしてあった英検過去問のリスニングノートを提出させた。1名のみ間違ったところをやってきたが、いずれにしても全員がサイトにアクセスして書き取り&英文チェックできたことになる。生徒の家庭にあるPC環境は思った以上に差があるので心配だった。学校の図書室にあるPCまでチェックしてから投げかけた課題だったが、うまく行きそうでよかった。

 2時間目はようやく教科書に入ることができた。順番として、タイトルから内容の推測→新出語を導入しない状態での聞き取り→本文を開かせて初見での読み→和訳と対応させながら新出語の意味をチェック→本文の精読→読解Qs、という流れでやってみた。さすがにいきなり聞くことや初見で読み取ることには抵抗を示していたが、なんとか力業で凌いだ。今年のReadingでは単語のインプットなしで読んでみる経験を積ませたいと思っている。時間にすればほんの数分の活動だが、実際の読みに対する訓練になってほしいと思っている。さてうまく行くでしょうか・・・・?

 次は1年生英語Ⅰ。単語のペアチェックを初めてやらせた。やり方の説明をしつつ、どんな効果を狙った活動なのか話して聞かせながら進めた。テンポが悪くならないように気をつけながら。生徒達は強制的に割り振られたパートナーにも関わらず、とても上手に協働していた。続く文法ドリル問題を使った活動も順調に進み、最後はthere are とthey areの違い、母音の前のtheについての諸説、複数の生徒が間違った問題を取り上げて全体で確認。随所で「あ〜!」という声や表情が見られた。中学校の先生方が指導してくださっているからこその気づきだ。

 午後の英語Ⅰは単語ペアチェックの導入を終えたところで検診のため授業終了。クラスによって本当にカラーが違うからおもしろい。でもどちらの1年生パートも目線がしっかり上がっていて、楽しそうに授業を受けてくれている。頑張ろうっと!