2012年度の授業を振り返って6
読解後のレッスン その3
1.音読シートを使ってペアで読み方の練習
→ 隣同士で声に出して練習させて、気持ちと声の準備をさせる
2.音読テストを早いもの順で受け付ける。
→ 合格したものから次の時間の宿題ができることを告げて早めに受けに
来させるようにする
3.音読テスト
→ 全体の中から読ませる部分をその場で指示して読ませたので、全部を
練習させた上で実際のテストは各自1分ほどで終わることができた
→ 読めない語や間違っている語があった場合、音声学的なヒントを与えて
がんばらせる。
→ それでも読めない場合、「1回だけ友達に聞ける券」を使わせて、聞きに
行かせる。
→ 待っている生徒も何が間違っているのか気になるのでクラス全体が
要注意ワードを確認するようになる
→ 人数の少ないクラスでは声を出しやすくするためにBGMを流したりした
→ 音読にリズム感がなかったことがあったため、CD音声との同時読みでテストを
したこともあった。でも生徒の声があまり聞こえなくなってしまったので
いまいち・・・・。
→ 「練習を通して何度も音読をするので定期試験中に本文を思い出すことが
できた」との感想多数あり
4.テスト対策マラソン表を配布して、この課題も全員で終了しよう!と声がけする。
読解後のレッスン その4
1.ワークブックの問題を解く
→ テスト対策マラソンの一部なので、授業でやれば課題が一つ減ることになり
生徒は嬉しそう
→ 上パートでは自分で解いてくるようあらかじめ指示しておき、自力で解決する
機会を与えた
→ 中下位層パートでは、授業中に問題の解き方+参照する場所がどこなのか探す
ことができるような課題を与えるようにし、一人で解いて呆然となって
あきらめないよう配慮した
→ 声に出したりペアで考えたりする瞬間をたびたび作ってあきさせないようにした
→「残った時間でマラソンができる」ことを伝えモチベーションを維持させた
2.プリントチェック
→ テスト前の授業で必ずするようにして、勉強する道具が確実に足りている
状態にした
こうして見てみると、読解後の授業はテスト対策しかやっていないことが分かる。来年度こそはpost reading 活動をしっかり入れて、読んで終わりにならないようにしよう。でもそこが私の一番苦手なところなんだよね。だから避けているのかも・・・。