2012年度の授業を振り返って3

Day 3:Part 1の読解

1.単語リストを使って英→日のチェック

   → クラスの状況を見て、ペアチェックのみにしたりテスト扱いにしたりして調節

   → 日→英にした方が読解時に使えたかも・・・・

2.前時に使ったscanning questionsを使って内容を思い出させる

   → 同じ質問なので答えを探せば答えられる。発言の負荷を下げてから授業スタート

3.精読用のプリントを配布し、指示語やわかりにくい英文などに焦点を当てて発問する。

   → 問う内容をプリントにあらかじめ書くようにして、英語での発問であっても生徒が
     迷子にならないようにした

   → テスト前に見直した時に重要ポイントが見えるようなプリント作成をした

4.教科書に載っている内容理解の問いに答えさせる

5.ターゲットグラマーが入っている文を暗唱させ、その文の穴埋めをさせながらさらっと
  解説&もう1文作らせる

   → ターゲットグラマーは本文終了後にまとめて扱ったので、本文読解時には
     時間をほとんどかけず紹介くらいにとどめた。

6.本文の音読練習:ペアで読めるか練習させる

   → 自力で読む訓練

   → お互いに教え合わせる

   → 机間巡視&生徒からの質問で上がった語は全体でフォロー

   → 定期試験前の音読テストで一括してフォローするので、この時点で完璧にしなく
     ても大丈夫だった

7.宿題は単語リストのPart 2の語を、英→日で答えられるように覚えてくること

 この進め方のポイントは、精読の時いかにコンパクトにまとめるかだった。どうしてもいろいろと焦点を当てたくなってしまって、間延びしたこともあった。

 この学校の生徒は、その時々で勉強に対する姿勢が大きく異なってしまう。気持ちに左右されやすいと言う感じ。なので、その場で判断して発問をさらっと流したなんてことも多々あった。大事ところだからしっかり扱いたいと思うこともあったけど、無理せず別の日にもう一度戻ることもできる、と考えて流すようにした。その場合、答えをただ伝えて書かせたりもしたが、その後の音読時に触れて理解させた。実際そうしても問題がなかったので、思い切ることも大切だなぁと思った。