いい加減、良い加減

 英語Ⅱ20人クラスは教科書付属のワークブック問題を使った授業。昨日の研究授業に触発されて、英語のみで授業してみようかと思ったが、並べ替え問題で四苦八苦している生徒を見ると、「ただ解答を提示して残りの時間で定着活動」という流れにできなかった。目の前の生徒は、「どうやったらこの問題が解けるのか」が一番知りたいところなのではないか。解答を見て自力で気づける生徒もいるかもしれないが、どこから手をつけていいか分からない生徒にとっては解答の提示はあまり効果的ではないと思う。そこで、解法を疑似体験させるように進めるのだが英語で行うことは無理だった。英語の聞き取りに焦点が当たってしまい、解法そのものがぼやけてしまった。本末転倒とはこのこと・・・。闇雲に文科省の言うとおりにするな、という声もある一方、指示通りにやらないと授業と見なさないと脅されたり、もう訳がわからない。


 英検クラスは単語学習の後、長文問題を1題扱う。難しすぎる内容なのが元凶なのかもしれないけど、効果的に日本語の助けを使うことで理解が進んだ授業となった。


 もうここ数日というか数ヶ月「英語での授業」についてすっきりしない気持ちでいる。まじめに考えすぎちゃっているからなのかなぁ。どうも答えは出そうにないです。