英語での授業で内容理解はどうすべき?

 Writing2時間続きでは淡々と英訳作業を続けた。やり取りの中で上がってきた躓きポイントをフォローしながら全員で英文を作っていく。ちょっとマンネリ気味なのが気になるが、生徒は手ごたえを感じている様子なので変えるべきかよくわからなくなる。


 英語Ⅱ20人クラスは文法問題の答え確認。正答を配布して各自丸付け。私が解説する前に、ペアで間違ったところを使って解説させてみる。お互いに間違ったところも答えを見て気づいた様子だし、どちらかが間違った問題は教えあっているようだった。それでもフォローした方がいいところを全体で確認し授業終了。でもこの方法って基本的な事項が分かっている生徒たちだから可能なんだよね。さて30人クラスではどう扱おうかな・・・・。


 午後は隣の高校に出かけていって公開研究授業を参観した。研究指定校ということもありどのクラスも(ほぼ)英語のみで進めていた。先生方の努力されている姿には頭が下がったが、生徒の発言自体は日本語であることを考えると、英語での授業とは一体なんだろうかと思う。生徒が英語を話す(音読とかではなく)のは時間がかかることだろうから、3年計画なのかもしれない。いずれにしても頑張っている学校の様子を見るととても良い刺激になる。


 やっぱり今回も、内容読解や解釈に踏み込んだ英語での授業は見ることができなかった。例えば文中にあったThis can help ....の部分なんかはThis の意味するところだったりcanのニュアンスだったり面白い発見があると思うのだが、そこは和訳を見せて終わりだった。定着活動に時間をとるために必要なのかもしれないけど、授業ってそれだけじゃないと思うのですが、いかがでしょうか?