英語で雑談??

 今日は大雪が予想されたため2時間遅れの始業となり、すべての授業が10分短縮になった。いつもと違う流れに生徒も教員もまごつく場面も・・・。


 英語Ⅰでは単語練習の後、本文の内容を思い出す活動から始めた。一度訳をした本文だが、それから1週間以上も経った今日、どのくらい内容を再現できるかペアでやらせてみた。意外と意味を覚えているものもあってスムーズに活動が進んだが、あやふやな部分もいくつか発見できたらしい。そこで自分の書いた和訳+私の訳例のプリントを配布し、各自で復習してもらった。ペンでいろいろ書き込みをしている生徒もいて、和訳の仕方にはやっぱり関心があるんだなぁと思った。内容を確認したところで本文の音読練習へ。まずは教科書を使ってフリガナのついていない英文を音読させてみた。次にプリントを見ながら正しい発音を確認しながら再度音読させ、間違いに気づいてもらった。音読テストに向けて、間違った語や間違えそうな語にマーカーさせて音読終了。


 Writingは単語テスト、発音練習を終えて部分英訳問題の答え合わせ。部分英訳って足りないものを補うだけだから難易度が高くないように思えるが、その「足りないところ」を見つけ出す力も求められているので、案外難しかったりする。答えを見せられると分かった気になるが、自力で不足している部分が見えるようになるには、何か別のものが必要な気がする。フォローが必要な生徒が数名のみ、というのが困ったところだ。


 英語Ⅱ30人クラスは本文Part 3の読解。今回は地図やイラストなどを活用して少しでも内容を見えやすくしてみた。視覚的補助が何もない英文を読み込んでいく力も必要なので、あまり視覚教材を多用しないようにしている。でも今日みたいな変則的な時間割の日には、関心を引きつけておくツールとして有効だった。おかげでなんとか最後まで読み通すことができた。


 でも、これって視覚教材のおかげプラス日本語を多用した結果じゃないかと思う。今日は日本語を多用すると決めて進めたので、内容に関連する小ネタを紹介することができた。もしEnglish Onlyで授業を進めると、そういった小ネタも英語で話すことになる。そうすると重要度の強弱が見えにくくなって生徒が混乱するんじゃないかなと思う。英語で話されると基本的に一生懸命聞くことになるので、理論上授業中ずっと集中していなければならなくなる。それが授業でしょ、という考えもあるかもしれないが、適度に息をつく瞬間を作ってやることも必要じゃないかな。私ができるEnglish Onlyの授業はトレーニング要素の強い、必要最低限の言語材料によるものになりそう。



 インフルエンザがまた流行りだしているみたい。私は授業中に生徒の近くに行くことが多いのでちょっと心配。それに試験前なのに範囲が終わらないとか、生徒が試験そのものを休むことになって追試をしなきゃいけないとか、いろいろな事態も想定しておかなくちゃ。