自力で英訳できるには

 英語Ⅰは単語ペア練習を行ったのち、新出単語の発音確認。そして最後の20分で本文読解を終えた。本文がとても短い教科書、ということもあるが、授業ではざっと内容をとらせておいて、自力で和訳をさせてこようと思っていた。あまり授業で細かくやってしまうと、悩む部分が少なくなってしまってつまらない。授業でやったこと+自分で補う部分で和訳を完成してもらいたいと思っている。もちろん教科書ガイドを写してくる可能性もあるので、和訳だけを見て理解度を測らないようにしている。あくまで意識の高い生徒を伸ばすための課題だ。


 Writingは単語テスト再開ののち、教科書の和文英訳(部分訳)を扱った。自力でできるところまでやらせておいたのだが、見てまわるとかなりお手上げ状態。授業では生徒に答えさせながら、全員で英文を作っていくようにした。こうすると生徒は英文を作れた気になって授業を終えるので、悪い終わり方ではない。でも問題は、実際に自力で作れるよう力を付けさせてやることができているか?ということだ。定期試験に向けて問題を何回も解かせて覚えさせるのだが、それが英文を自作できることにどうつながっていくのか、またはつながらないのか分からない。定期試験では点が取れるだろうけど、どうしよう。


 英語Ⅱ30人クラスは単語ペア練習で始め、レッスンの新出語の音読へと進む。単語シートを計5回使わせてからレッスン全部を使ったscanning questionsをグループで解かせた。こういう「探し物」は楽しいらしく、英語を読んでいることも気にならない様子。12個の質問の答えを全員で確認した頃には、レッスンの全体像が見えたことと思う。


 放課後は職員会議。来週から行事等で授業が飛び飛び。特に、週2日間しかない3単位授業は完全に前にやった内容を忘れているだろう・・・。reviewにいちいち時間がとられることを考えると、試験まできついスケジュールだ。