音読テストあれこれ


 英語II 30人クラスは音読テストを開始した。まずペアで発音をチェックさせてからテストを受けに来るよう伝えたが、ペア同士で発音に困る場面が多い様子だった。そこで一度私が読むのを聞かせることにした。読み上げながら、生徒がよく間違えそうなところを強調したりくり返したりしながら進めた。それでも意外なところでペンが動いていることもあり、生徒の様子に目を配りながら読み上げるようにした。結局1時間目は練習で終わってしまったが、かえって次の時間で不合格になる生徒が少なかったのでよかった。このテストの良さのひとつは、発音できない生徒に個人的に指導ができることだ。黒板を使ってスペリングから音を推測させたりできることだ。少しでも自力で発音できるようになってほしい。


 20人クラスではなんとか問題集の答え合わせが終わった。それでも生活習慣や学習習慣がとてもよく身についている生徒たちなので、他のクラスの半分の時間で物事が進む。勉強ができるってこういうことだと思う。


 午後の英検クラスでは教科書を使って英会話の授業。絵を見て場面から使われている表現をペアで考えさせる。答え合わせをしながら買い物をする時の文化間の違いにも触れる。また発音も練習させて、次のペア練習に備えさせる。少しずつ覚える量を増やしていって、最後は二人で3つのやり取りを文を見ないで言えるようにした。再度場面を思い出させて、気持ちをこめてやり取りができるようになって終了となった。ぜひ外国に行ったときに、思い切って英語を使ってきてほしいなぁ。