TK feedback 16 + 協同の結果


 英語Ⅰでは音読練習と文法確認。一人ずつ読ませてみると、やはりwhatをwhat’s、it isをイトイズと読む生徒が多かった。tをtsで発音するのは単なる勘違いなのだが、指摘される機会がないとそのままになってしまう。意外だったのがorangeの発音。英語っぽく発音したくないわけではなく、本当に正しい発音を知らない様子だった。?十年たった今でも、最初の英語の授業で習ったorange, appleの発音は印象に残っている。今、中一ではそんな単語をやらないのかな・・・・?


 Writingの授業は、プレゼンテーションの結果発表。3パート合同で実施した理由のひとつは、ライバルがいるともっと熱を入れて取り組んでくれるかと期待したからだ。おとなしい生徒が多いので、彼らだけで発表し合っても刺激が足りないと思った。思ったとおり、一番良かったグループは他のパートの生徒だった。でも少し悔しいという気持ちになってくれたみたいだ。また発音で点数が下がったことも伝えると、単語の発音練習で以前より積極的に発音してくれた。他の先生も巻き込んで実施することで、いろいろと大変なこともあった。でも、このshy & reservedな生徒たちに少しでも火をつけられたことが何よりもうれしい。(いつまでもつか、はまた別のお話・・・)


 午後の英語Ⅱは30人クラス。前の時間から爆睡していたの?と思われる生徒もちらほら。気持ちを切り替えさせて50分授業に参加させた。日本語でも分かりづらい内容だったが、なんとか読み進める。身近な例を挙げて解説したりすることで、英文が意味を伴って見えてくる。そのためには日本語を使うことが不可欠なのだが・・・・。今月末にある指導主事訪問で、この県としての授業内の英語使用についての考えを聞いてみようと思う。


今日のコメントです。

“この種の授業は初めての切口であり、参考になりました。ひきつけられました。ペアワークは有効だと改めて感じさせられました。何をやるべきか、きちんと理解しやすい(できる)授業でした。”

本文読解の部分でペアワークをする、というのがあまり無い形態なのかもしれません。どこからこのアイディアを思いついたのか、今となっては思い出せません。一つ確かなことは、これまでいろいろな先生に授業アイディアを教えて頂いた結果、出来上がったものだということです。何か新しいものをご紹介できたとすれば嬉しいです。もし、本文読解でペアワークや協同学習をされている方をご存じでしたら教えて頂きたいと思っています。