TK Feedback 3 & お好み焼き

 今日は英語科によるALTの送別会をした。彼の大好物はお好み焼きなので、彼の行きつけのお好み焼き屋さんに決まった。実は私をはじめJTEのほとんどはお好み焼きを食べに行くことがあまりなく、おすすめメニュー、注文、そして焼き方まで外国人に教えてもらうことになった。暑いさなかのお好み焼きも、なかなか乙です。別れを惜しみつつ送別会を終えた。


 さて今日のコメントは、

“大変楽しく授業を受けることができました。習熟度下位を教える際のヒントを頂けました。”


 興味深いことに、私の授業を見てくださる方の多くから、習熟度の低い生徒に対する授業として参考になるとコメントを頂く。実はこの授業を始めたのは、普通高校で大学進学を目標としている生徒たちを教えていた時なのである。概して‘勉強ができる’生徒たちはおとなしく授業を聞いていることが多い。でもだからと言ってしっかり理解しているか、自分の頭で考えているか、疑問だった。そこで発言させて理解度を見ようとしたが、おとなしすぎて黙ってしまう。なので積極的な発言を促すような授業を作ろうと始めた。


 実は、今の学校に異動してきたとき、この授業スタイルで下位層の生徒に対応できるのだろうか、と心配していた。まずはやってみようと思い多少難易度を下げただけで、基本的に同じ形で授業をした。すると、昨日の内容にも書いたような問題点も見つかったが、授業中の一体感がとてもよかったようで、すんなり受け入れてくれた。逆にこれまで「授業中は気配を消してきた」生徒も授業に参加するようになってくれた。難易度をしっかり見極めれば、確かに下位層の生徒とも授業中に対話ができている。模擬授業を見ていただいた先生方から、新しいことを試された様子などをお聞きしたいものです。