TK Feedback 2

 今日はいわゆる終業式の日。2学期制のため「終業」ではないのだが、普通に校長の話があり、さらには今週末に日本を離れるALTの離任式もあった。午後にはESSにてALTとの送別会。みんなで作ったビデオレターをプレゼントとして贈った。


さて、今日のコメントです。

“下位層の生徒や中学生にはテンポが命なので、私もよく早口と言われますが、寝かさないためには少し早いくらいがいいですよね!”


 今回の模擬授業は15分ほどの時間が割り当てられていたので、とにかく私の授業の土台になる部分を早く提示したかった。同時にその活動がどのような位置付けなのか説明もしたかった。ということで、普段以上に早口になってしまった。公開授業などで見てくださる先生からもよく指摘されるので、テンポ良くしつつも早口になりすぎないように気を付けている。勉強会にいらっしゃった先生方、せわしなくてすみませんでした。


 とはいえ終始ゆっくり話せば良いわけではないと思う。結局、早く話される現実世界での英語や日本語についていけるように訓練すべきだし、強調したいところは極端にスピードを落として話すことでメリハリがつく。


 話し方の緩急にまで意識が向くようになったのはごく最近で、今思うと英語での指示を取り入れるようになってからではないだろうか。英語で指示を出す場合、分かりやすい話し方とスピードが求められる。そのため自分の話し方をさらに意識するようになった。それがそのまま日本語での指示の出し方にも影響しているようだ。「英語で行う授業」そのものには、私自身いろいろな意見があるが、思わぬ波及効果があったようだ。


 最後に、授業内活動のテンポについて。私の授業では平均して4〜5種類ほどの活動を行っている。ということは大体10分前後で次の活動に移っていることになる。テレビ世代、CM世代と言われる彼らの集中力を考えてこのテンポになっている。じっくりゆっくり学習させることもたまには必要なんだろうなぁと反省するが、今の生徒には効果的なようで「寝る暇が無い!」と苦情?がくることもしばしばです。