TK関東支部勉強会feedback 1

 先日参加したTK関東支部勉強会にて模擬授業をさせていただいた。その時参加された皆さんに書いていただいたコメントが送られてきた。お忙しいなかご尽力いただいているS先生に感謝したい。


 さて、私の勤務校は今週から授業が無いので授業日誌は書けなくなる。そこで、頂いたコメントへ回答する形で、現在の授業スタイルを見直してみようと思う。回答するコメントは封筒に入っていた順番です。



“参加して本当に楽しかったです。自分もそうだったので、日頃生徒さんも「先生、自分をあてて!」と積極的に楽しく参加されているのではないでしょうか。本当に楽しかったです。”



 楽しく授業に参加してもらう、というのが私の授業の目標の一つだと思う。授業を通して、とにかく発信力をつけさせたいと思って授業スタイルを考えてきた。黙ってじっと座っている授業が多い中で、せめて英語の授業では自らすすんで発言してほしいと思っている。しかし何も手を打たずに「発言しなさい」と言っても手を挙げる生徒はいない。そこで、「楽しい」「参加したくなる」雰囲気を作るようにしている。


 とはいえ、騒ぎすぎる生徒がいると手が付けられなくなるし、かといって手綱を締めすぎると停滞するので、バランスが必要だ。実際、昨年の30人クラスでは何人かスイッチが入ってしまう生徒がいて苦労した。本来は席を近づけてペア活動をするのだが、年度途中からあえて席が離れた状態でペア活動を行った。普通高校でおとなしすぎる生徒を相手に授業をしていた時に始めた方法だったが、授業に参加できる楽しさからだろうか、今の勤務校では微妙なさじ加減が必要なやり方になっている。


 いずれにしても、楽しそうに「Come on!」と言いながら生徒たちは挙手している。授業は生徒たちと一緒に作り上げるものだなぁと感じている。