TK関東支部勉強会

 日曜日に駒場東邦中学・高等学校にて行われたTK関東支部勉強会に参加してきました。これまでは先生方の発表を聞くだけでしたが、今回思い切って模擬授業をさせていただくことにしました。


 思い立った理由は何だったのかな、と考えてみると、アメリカから帰ってきてから始めた授業スタイルがある程度うまく回るようになり、ある意味確立されてしまったように思ったからだと思います。それって良いことのように聞こえますが、同時に手詰まり感もあります。これで最良なわけはないのだからさらに何とかしたいと思うのだけど、なかなか自力では違った方向から見てみることは難しいのです。そこで、他の先生がたに見ていただくことで何か気づきを得たいと思い今回手を挙げました。


 でも当日を迎えるまではとにかく大変でした。まず資料つくりでは何をどこまで載せるべきか考えなければいけませんでした。今回の発表を通して何を一番見てほしいのか、端的に表すことができるものにしたかったのですが、印刷してからも不満が残る内容になってしまいました。さらには、自分が見てほしいと思っていた授業スタイルそのものに対しても自信がなくなり、不安感でいっぱいになっていきました。


 そして迎えた当日。会場に着くとアットホームな雰囲気が漂っていました。数少ない顔見知りの先生方にも声をかけていただき、落ち着くことができました。発表が始まり会場の先生方がとても好意的に私の授業に参加してくださり、本当に楽しく授業をさせていただくことができました。もったいないようなお褒めの言葉も頂き、私がやっていることは大丈夫なんだと自信が持てるようになりました。


 いただいたコメントやご質問から多くの気づきを得ることができ、今回このような機会を頂けて本当に良かったと思いました。県の指導主事が来て行う「研究授業」を何度やっても、昨日の勉強会にはかないません!(本当はこの勉強会のようになってほしいなぁと思っていますが・・・。)おかげさまで、あのあといろいろと思い返して、さらに面白いアイディアが浮かびました。

 今後もご意見などをいただけるように、授業をもっともっと有意義なものにしていこうと思い帰路につきました。