教科書選定

 1コマ目は20人クラスの英語Ⅱ。単語練習をいつものようにペアで行ってからプリントチェックをしてテスト対策ノートを受け付けた。さすがにAパートだけあって取り組みが早い。

 2コマ目は英検クラス。いつものように単語ノートを提出させて私がチェックしている間に単語練習をさせる。まずは自分で自信の無い単語を選ばせる。この作業ですべての単語に目を通すことになり、実は1回目の復習が完了する。次に選んだ単語を中心に2分間でペアチェックの準備をする。パートナーに迷惑をかけたくない一心で、心配な語はもとより他の語も頭に入れようとする。これで2回目の復習となる。次にペアで2分間問題を出す。問題を出す方は相手が答えられるようにヒントを出したりジェスチャーを入れてみたりする。これでペアの両方とも3回目の復習をする。今度は役割を換えてもう一度問題を出す。この活動で4回目の復習。最後にダメ押しで1分間静かに個人で復習をさせる。計5回の復習を終えて単語テストに挑戦する。今日は6月分のテストの集計をしたが、ほぼ全員が満点に近い点数になった。とにかく楽しそうにやってるから、回数と共に、単語学習に対するプラスの気持ちが効果を表しているのかもしれない。

 英語Ⅰのクラスは、まずプリントチェックからスタート。このクラスもAパートなのだが、なかなか学習に対する基本的な姿勢が身に付かない生徒が数人いる。これまで何度も注意しているのだが、プリントをなくしたりファイルに入れて持ち歩いていなかったり、とにかく指示が1度で伝わらない。さらには、足りないプリントがあるのに何も言わずに提出する生徒もいる。うっかり忘れることは仕方がないかもしれない。でも足りないのに何も申し出ないで座っている、その気持ちの方が心配だ。


 予定より大幅に時間がかかったが、なんとかシンクロ穴埋め音読テスト(長っ!)開始した。結果は全員がCDとタイミングをほぼ合わせて音読できていた。もう少し音量を絞るべきだったなぁと今は思っているが、タイミングは生徒の口を見ると完璧に分かる。リンキングが起こって言いにくいところがあるのだが、前回の練習でコツをつかんだようで全員ピッタリ合わせてきた。若いってすごいなぁ。


 放課後になってようやく教科書見本にすべて目を通すことができた。来週の火曜日に英語科で会議をすることになっている。しかし、積まれた見本は誰も手を付けていない様子・・・・?意識が低い、とは思いたくないが、さて皆さんの動向は如何に?

 
 教科書の内容については、まぁいろいろ思うところがある。でも同じくらいワークブックの構成とかも大切ではないかと思う。特に教員間で同じ歩調での指導を求められている場合は、ワークブックがよりどころだったりする。ある会社のものは文法ベースと内容ベースのワークブックを2冊に分けて作っている。いろいろ買わせることができない学校なので、できれば1冊にまとまってくれていると助かる。でも営業さんの話だと、指導書付属のデータでどちらも入手できるらしい。こっちが印刷すればいいってことか。さて、来週の会議はどんな結末になるのでしょうか?