英語で発問

 2コマ連続のWriting授業からスタート。単語練習の後、まずはIt …to〜 構文を使った例文のディクテーションから始めた。日本語の意味からどんな語が使われているのか考えさせてから実際に聞かせる。聞く練習とともに日本語と英語表現の違いやズレに気づかせるのが目的だ。解説を少ししてから練習問題を解かせた。数分後模範解答を配布して自分で丸付けをさせると、ヒントもいっぱい載せていることもあり、ほとんどの生徒が正解にたどり着いていた。意外にalsoを入れる場所が分からなかった生徒が数人いたので、少しフォローをしてから次のレッスンのディクテーションへ。約30分で1Lessonを終えたことになる。去年の時点で問題数の少ない教科書をあえて選んでいる。そのおかげで解説も短く済むし、問題演習の時間がかなり短縮された。その分多くのレッスンに取り組ませることができるし、さらには英作文の時間も取れる。じっくりゆっくり進むといろいろな表現を扱うことが難しくなる。できれば教科書を2周する勢いで進めたいのだが、他パートの進度に合わせる必要もあって困っている。


 というわけで、2コマ目は英作文にあてることにした。前もって夏休みの予定について創作でも良いので面白いものを考えてくるように言っておいた。ALTに来てもらって英文のチェック。いろいろ不備があった。1.toの後が原形になっていない。2.話の展開に脈絡がない。3.さらに内容が面白くない!!!!はぁ・・・・。1,2については全体に投げかけて改善させた。3についてはパートナーに手伝わせてあと2つ内容を付け加えさせた。最終的にグループでまわし読みをしてNo.1プランを選び、代表者がALTに向かって読むことにした。みんな面白みに欠けるので彼も選びにくいようだった。とりあえず、「目的を意識したWriting」「相互読み」「効果的な読み方」などを経験させられたから良しとしよう。


 次のコマは授業参観。新人さんは試行錯誤の様相。もっと何かできると思うんだけど良いアドバイスができない。今日の授業は停滞してしまって修復不可能な感じだった。そういう日もあると言ってあげてもいいけど、それより授業案を考える所で手助けしてみることにした。


 その後は自分の英語Ⅱ。単語帳を使った活動の後、本文の単語練習の方法を英語で指示し、何をやるべきかペアで確認させてみた。ペアをうまく活用することが英語での指示を少しずつ増やすための方法かもしれない。本文読解でもなるべく英語で発問してみた。時々日本語での発問を入れて脱落者が出ないようにする。結果、日本語だけを使った読解とあまり変わらない時間で読解を終えることができた。次に本文の発音ポイントを全体で確認させた後、ペアで音読練習。最後の2分で本文を聞かせて終了。50分で5つの活動を入れることができた。生徒たちの頑張りが支えてくれました。


 放課後のESSは撮影が中止になり、インタビューの書き取りを続行することになった。少しずつ上手になっているのが見て取れる。この様子を撮ってもらおうね。