月曜日

 1コマ目は英語ⅠでALTとのT.T.。久しぶりのALTとの授業だが、すんなり前回の続きに入ることができた。今日は自己紹介の英文を表だけを見ながら再現して読むことが一つ目のtask。まずペアで練習させてから時間を区切って準備ができた人からテストを受けに来させた。少し出足が遅かったので時間までに全員がテストを受けることができなかった。でもこういう仕掛けがあると次にもっと積極的に行動しようと考えてくれると思う。次のtaskは人の自己紹介を聞いてメモを取る、というもの。ALTが言葉で指示を出し、その後ALTとJTEでモデルを見せた。その結果、特に指示を出さなかったにも関わらず、自己紹介の英文を相手に見せることなくしっかり話して聞かせていた。ALTによるとモデルを見せなかった他のクラスでは、どんなに言っても英文を見せ合うペアがいたそうだ。モデルを示すことでやるべきタスクの方法を強く印象付けることができるように思う。


 明日の研修に向けてレポートの作成・印刷を終え、次に課題の最終確認。ここから1週間で3回も研修や出張があるので、課題作りに時間がかかる。特に月曜日しか授業がない3年生のクラスと火曜日に2コマある英語Ⅱのクラスの課題には時間をかけた。やることがない状態にしないようにしつつ、でも意味のある課題を考えないと時間がもったいない。なんとか目星がついた。


 午後は、その3年生の授業。まずはFourthのFの発音練習から。発音の仕方を初めて聞いたという反応の生徒たちも多い。今年彼らを教えることができて良かった。単語練習そして単語テストを行い、会話文の問題演習。彼らには難しすぎる語彙の問題なので、とにかく授業では見るべきポイントにだけ着目させることにしている。正答以外の表現は定期試験に出題するようにして扱っている。一気にあれもこれも与えると消化不良になるし、自信もなくしてしまう。英語に苦手意識のある生徒たちだからこそ、気持ちが離れないように1時間で与える情報量を工夫するようにしている。「できるかも」な気分を感じさせつつ、でも必要なことをしっかり浸透させる。そんなことをやっている授業だ。