原稿完成とノロ

1年進学クラスはいつも以上に重い雰囲気で始まった。どんよりした空とノロウィルス発生のニュースとそれに伴う欠席者のせいか・・・。なんとか声を出させるようにいろいろやってみる。ペアで音読したり競争させたり、また場面を考えて音読させたり。クラスがそういったものに楽しく取り組もうとする雰囲気が出てくればいいのだが、ちょっと冷めてる感じ。来年が思いやられる。

昼休みに単語テストの追試を46人行い、放課後にそれでも不合格の生徒と学習会+追追試。目の前で勉強させるとしっかり点を取れるのだから、勉強する姿勢が無いってことだよなぁ・・・・。

午後の英語Ⅰは、want人to Vなどの問題演習。まずwant to V とwant 人to Vを使った例文を2文提示し、その違いを考えさせる。ジェスチャーを入れて読むと、全員が納得の表情。そこで定型表現を紹介し、問題を配布。今回は4人グループで解かせることにした。終わったグループから模範解答を見ながら答え合わせ。そして余った時間で私が選んだ4文を覚えさせる。本当は音読を全員でやってからテストをしたかったが時間切れ。読めないかもしれないけど、そのうちの1文を日本語を見ながら英訳させて小テスト。出来はまずまず。それぞれの弱点が見えたことも興味深い。

放課後に英検の面接指導を行って本日の業務終了。

先日触れたが、県の英語教育紀要に本校の語彙指導の様子を発表することになった。前年との合格率の比較は驚くべき伸びで、その様子と実際に行っている指導の様子を紹介している。しかし、その指導方法は私オリジナルではなく、ユメタンシリーズの著者である木村達哉先生の指導方法が元になっている。さらに、使用している単語帳はそのユメタンではなくEG3000である。そこで、原稿を書く前に木村先生の承諾を得たいと思いメールさせていただいた。ブログを拝見しているが、毎日とてもお忙しそう。でもメールを送った翌日には返信を頂いた。使用教材は違えども生徒がどんどん伸びていることを喜んでくださり、もちろん原稿についても承諾を頂くことができた。さすがに生徒だけでなく英語教師に対しても思いをかけてくれる方だなぁと感謝して原稿を完成させた。