英語で授業??

 1年進学クラスは、今日もListening part を使って音読練習から始めた。使っている問題集の音声が少し早すぎるので、彼らにとってはi + 3くらい・・・。でも少なくとも最後の語をCDと同時に言うことができると達成感があるようで、分かりづらいがちょっと嬉しそう。次に予習済み+和訳も手元にある状態の中文を読む。今日は読解部分で英語での発問をしてみた。顔つきが変わって真剣になる生徒、ポカーンとしている生徒、嫌悪感を表す生徒など様々。易しい表現に言い換えるなどして粘ってみると次第に分かってくる生徒もいたが、それでも「私分かりませーん。」的な心理的ブロックを下ろそうとしない生徒もやはりいる。そこで、日本語を使って答え方のヒントを出してみた。発問の和訳はしないが、ヒントとしてギリギリのところで抑えてみる。すると、ちょっと気持ちが前向きになったのか、最後には手を挙げてくれた。30人全員の様子を見ながらヒントを出したり、英語の表現を変えたり・・・。教員にとっての負荷がかなり高い。「英語で行う授業」その有用性について考えると、その答えは単純ではないような気がする。

 英語Ⅰの1クラスは内容理解問題。時間割の関係で今日は1週間ぶりの授業となり、本文の内容を思い出すのに精一杯な感じ。週3時間であることに、こういう時に気づかされる。
放課後はESSの取材第3日目。雨模様の中、生徒たちと3件まわった。今日は、地元の新聞にその様子が取り上げられていて生徒も張り合いを感じているみたい。これから取材内容を英訳するのだが・・・・。