リレー音読

 2年は歌のレッスン2日目。最後にはしっかりリズムに合わせて歌えるようになった。感想を書かせると、「よく聞いたことがあるこの曲の内容が分かり、さらに歌えるようになってうれしい」という声がほとんどだった。

 1年のリレー音読は、かのクラスが一番盛り上がった。結局やり直しになったのだが、非難することもなく、また楽しそうに練習し始めていた。一番心配な生徒の番になったときは、自然とまわりの生徒がフォローにまわっていてほほえましかった。「合格!」の声にうれしそうに喜んでいたのがよかった。もうひとつのクラスは高習熟クラスだが、それでも意外と発音できないものがありスリルがあった。息詰まるようなリレーの後、「合格!」の声に全員ほっとした表情だった。この活動の準備は自分ひとりではできない。発音が合っているかは誰かに聞いてもらわないとできないので、自然と助け合う状況になる。時間がかかったがやらせてみてよかったように思う。