採点しながら思うこと

試験明けの初日。3年は答案返却が間に合わず、1月のプレゼンテーション用のパワーポイントスライドのプランを作らせる。キーワードのみをスライドの載せるよう指示するが、なかなかすぐにはできない。次回も使って、パソコンで作業する前にプランを作り終わらせたい。
1年2クラスは答案返却。いつもどおり模範解答をペアで協力して作らせながら、問題の復習をさせている。さすがに問題用紙を忘れてくる生徒は1,2名になった。今回もしっかりテスト対策をさせた。その甲斐もあって、他のパートの生徒よりもよい点数になった。しかし、受け持っていない生徒の答案を採点していて、やらせればできる部分がまったくできていない様子を見ると、どうしたものかと思う。試験は理解度を図る意味で実施されるものではあるが、同時に勉強へのよい動機付けとしての側面も多分にある。そこを活かせば、どんな生徒もテスト前になれば勉強させることができる。「勉強しない」と嘆くのであれば、勉強させる仕掛けをまずしたい。他の先生に提案したいところだが、もう十分にいろいろと口を出しているので気が引ける。テスト対策をさせることは、各教員の指導方法に口を出すことになりかねない。しかし、何も言わないのも本当にいいのだろうか・・・。ひそかに、私のパートの生徒の成績を見て指導について聞きに来てくれればいいのになぁと思っている。