washback effect

1年の進学クラスへの答案返却。このクラスは後期からスタートするので今回が初めての試験となる。宿題で会話文のディクテーションをさせているので、試験にも出したかった。しかし、2クラスのみで、他の教室は別の試験を行っている。つまり放送では問題を流せないということになった。そこで、監督の先生にCDデッキを再生してもらうことにして準備したが、それは万一のことがあると責任をとれないので英語科の教員が回ることになった。ここまでの準備やお願いで、すっかり気持ちが疲れてしまい、「もうディクテーション問題なんかやめればよかった」と後悔していた。
そして今日、答案返却後、生徒にテストへの取り組みの反省を書かせた。すると、「ディクテーションができなくて悔しかった。」「これからは宿題のディクテーションをもっとまじめにやろうと思う。」といった言葉が多く並んだ。試験に出て初めてその課題の重要性に気づけるということを再認識させられた。試験実施までにいろいろあったが、結果としてディクテーションを出題してよかった。次回からの授業に少しでもプラスの効果があることだろう。

放課後は単語テストの追追試を終えたあと、ESSでShow & Tellの原稿書きを手伝う。みんな何について話すかは決まっているが、どうやって話を膨らませるか分からなくて止まっていた。一人ひとりと話をしながら、その子なりのユニークな内容になるようにしてみた。どの生徒も苦闘しながらも楽しそうにエピソードを考えてくれたので、よい時間がもてた。