恒例の歌テスト

 2年の授業は、special OC lesson。1年生で行った内容を短くして行ったが、初めて会うALTともうまく関わってくれた。効果的に日本語を使うことで時間短縮になる。生徒の理解度を確認するのにも日本語が役立ってくれた。この地域は年中外国からの訪問客がある。これまでも実際に道を聞かれた生徒もいるので、この道案内のレッスンは彼らにとって役立つものとして感じてくれたのではないだろうか。

 1年の授業は、夏休み前恒例の”What Time Is It?”の歌テスト。いつもわさわさしているクラスなので、初めて入る部屋でいつもと違う授業をしたら収拾がつかなくなるかも・・・、と危惧したが、歌のレッスンが始まるとどんどん集中してきた。まず、アメリカの高校生の夏休みについて話してからビデオを見せる。ただ楽しそう、ではなく日本とアメリカの夏休みの位置づけが違っているのを理解させたかった。結局、15分程度の練習で歌を歌わせることになったが、なんとか形になって終了できた。感想を書かせたら、「15分なんて無理と思ったけど、最後には楽しく歌えてびっくりした。」「人生で初めて英語の歌を歌ったが、とっても楽しかった。またやってほしい」「ひとりだとうまく歌えなかったけど、みんなで声を合わせたらなぜかうまくできてうれしかった」「歌が好きなので、英語は歌で覚えたいと思った。最後には少し歌詞を覚えてしまった。全部覚えて歌えたらかっこいい!」など、新鮮な感想が多くあって、最初の心配があったけどやってよかった、と思った。夏休み気分を盛り上げておいて、最後に夏季課題を配布して現実に引き戻した。日本の高校生として夏休みを過ごそう!

 もう一つの1年の授業は最後のテスト返却。このパートはとにかく粒ぞろい。中学時代は英語が振るわなかった生徒もいるらしいが、1年の他のパートと比べてダントツにいい点数を出した。平均点で2位と11点の差!これからもガンガンいくぞー。