熱い暗唱テスト 

 今日の1年は2クラスとも暗唱テスト。昨日のクラスより心配な部分の多い生徒たちだったが、彼らなりの頑張りが見られとてもうれしかった。始める前に全員で大きな声を出す練習をすると、いつも以上の大きな声で暗唱or音読をしてくれた。それだけでもこの暗唱テストを行った意義があったように思う。本番でも、まったく紙を見ないですらすら暗唱する生徒もいたし、また途中でつっかえても一生懸命英文を思い出して最後まで暗唱した生徒もいた。つっかえるたびに、教室の一番後ろの席に座っている私の顔をじっと見てなんとかしようとする彼らの姿は、本当に真剣でそしてかわいい。今日も蒸し暑く疲れもたまっているだろう5校時でも、仲間の発表をあたたかく、時に応援の声をかけながら聞く態度にも感動した。4月はお互いをまったく知らず、さらに2クラスで1パートを作っているので馴染みもなかった彼らが少しずつひとつになっている感じがあった。みんなで乗り越える課題っていうのもいいなぁ。
 
 2年は音読を経て、昨日の遣り残した内容理解を行う。英文が難しすぎて、小説の伝えたいところまで見えないようだった。音読と日本語訳を渡して音読させたあとに内容理解をするほうが、より効果的なように思う。次は順番を変えてやってみよう。

 放課後はESSの学園祭発表用のポスターセッションの完成をみた。本当は学園祭当日にALTと何かゲームなどをやってほしかったのだが、この学校の学園祭当日の様子が分からないのでどのくらい一般の生徒が校内を歩き回る時間があるのか分からない。来年に向けて様子を見よう。ポスターはみんな工夫を凝らして作ってくれたのでよかった。