授業見学

 30度まで上がった今日、生徒も懸命に勉強しようと頑張っていた。3年は淡々と単語テストと問題の答え合わせをしたあと、Comparative Writingのfinal draftへ。今回は、is とhasの使い方の間違いが目立ったのでそのレッスンを行い、また複数形にするのを忘れる生徒もまだいるので、そのフォローも行った。そのすぐ後に間違いに下線が引いてある自分の原稿を見て、間違いを直しながらfinal draft を完成させた。どのくらい精度が上がっているか楽しみである。

 1年生は今日から第2回の暗唱テストを始めた。今回は教科書本文を暗唱させることにした。私もモデルを見せるために覚えてみたが、つながりが突然だと覚えにくい。やはり生徒も同じところでつまづいてしまう。そこを冷静に克服して練習できたかどうかが、パーフェクトにつながる。しっかり取り組んでくれる生徒が多いパートだったので、とてもいい雰囲気で終えることができた。各パートから生徒を推薦するのだが、何人も推薦したくて困る・・・・。他のパートとの兼ね合いもあるので、要検討である。
 
 もうひとつの1年生のクラスは明日暗唱テストを実施する予定で、今日は教科書の内容を進んだ。ちなみに教頭の授業見学があった。いつもどおりに行い、率直に何か問題があれば指摘してもらおうと思っていた。なので生徒にかける言葉や檄の飛ばし方など手加減しなかった。終わってすぐに感想を聞きに行くと、とにかく活発な様子に驚いていたようだった。「今の英語の授業はみんなこんな風なの?生徒も寝る暇もないし、集中していたねぇ。」との感想だったが、今の英語の授業がみんなこんな風なのかは答えかねた。また、授業中に行った単語テストに関しては「みんなよくできていたね。」とのこと。教員の教え方も気になるが、さらには生徒の様子ももっと気になるのだろう。

 実はその単語テストに関しては、基本的に高得点を取れるように前もっていくつもの仕掛けがしてあるので、生徒はこの時点でいい結果が出せるようになっている。「生徒に達成感を持たせる」ために普段の授業で少しずつ課題を克服する仕掛けをしていこうと思っている。悪い点をとって発奮する生徒もいるかもしれないが、むしろ練習の結果いい点をとることで前向きになれる生徒の方が多いように思う。いずれにしても生徒たちが頑張っている様子を見てもらえてよかった。