雰囲気つくり

 今日の1年生の授業は動名詞の説明を経てドリルを行ったクラスと内容理解の問題に挑戦するクラスの2つ。学園祭の準備や三者懇談の余波で生徒の気持ちは勉強から離れがちだ。しかし、英語のトレーニングをする雰囲気を最初から作っておくことでなんとか気持ちを英語に向けさせることができる。そのひとつとして、(当たり前に聞こえるかもしれないけど)5分前には教室に入って、生徒たちに声がけをすることだと思う。じわじわと授業の雰囲気を作っておいて、チャイムがなる頃には生徒たちがしっかり前を向いているようにしたいと思っている。また、今日やる内容を必ず黒板に書くのだが、それも授業開始の準備として作用しているように思う。こういう落ち着かないときこそ、十分に策を練って授業に臨みたい。

 2年生の授業では内容理解の時間となった。扱っている英文が上位の生徒たちにとっても難しく、いろいろ説明したくなるが、そこをぐっと我慢。ポイントを絞って説明し、むやみに生徒たちに無力感を与えないよう誘導する。次の時間の「日→英音読」やワークブックの取り組みなど、さまざまな活動を通して穴をふさいでいくよう計画している。一度でなんとかしようとしない、ひとつの活動でなんとかしようとしない、ことが大事かな。