(教員の)発音について

 そういえば今月は相互に授業を見合う必要があったのを、朝になって思い出した。急遽2年生の授業を見せてもらうことにした。見せてもらったら何かコメントすべきなんだけど、自主的に見てほしいと言われたものではないので、ちょっと微妙な感じだった。良かったところから始めて、すこーしだけ助言をさせてもらった。謙虚な方なので言いやすい雰囲気だったのでほっとした。

 とはいえ、発音については正直なかなか言いづらい。微妙に間違っている部分を指摘すべきか悩んだ末、やめた。生徒のためには言うべきなんだろうけど、やっぱりだめだった。先輩教師として、やはりしっかりやらなきゃだめだとは思いつつ、実際、私自身が先輩教師から有益な助言や訂正を受けたことがない。そのため、私自身指導したり助言したりすることが、実際求められているのか分からないのが正直なところだ。お願いされてもいないのに余計なお世話なのかもしれないと思うと、つい指摘しづらくなってしまう。

 午後は1年生の授業がひとつ。動名詞をいつどのように使うのか説明してから、ひたすらドリル。40分授業をうまく使えてほっとした。