指導始動

 3年の授業ではさらっと教科書の答え合わせを行い、単語練習と英検の問題を使った活動を中心に行った。教科書の問題は解説しないと生徒も先生も落ち着かない気がするが、言いたいことはすべてプリントに載せてあり、答え合わせの時間に各自書き込むことになっている。あとで聞くと、声による解説がないと寂しいらしいが、このやり方に慣れてほしい。この方式だと、各自の疑問点に答えて回る時間が捻出できるからだ。英検の問題に関しては、解答・解説を覚えさせてから解く方式にしてみた。そうしたら答えの番号だけ覚えてしまう生徒もいたので、次回からは解説を担当制で行ってから解かせてみよう。


 1年の授業では、覚悟はしていたが、やはり宿題をやってこない生徒への指導から始まった。これまでの様子も伺えるが、この学校では適当にやっても許されると思っているのかもしれない。授業が始まって2週間目になる。ここではっきり「宿題をやってこないことは許されない」というメッセージを全員に発する必要がある。いつもは個々に話をするが、今日は授業の冒頭で他の生徒にも伝わるように指導をした。彼らの失敗から他の生徒も同時に学んでほしい。1年生を指導すると、この最初の指導というかルール作りが大変でありまた重要である。ここでがんばらないと、1年間またはその後も余計な仕事が増える。怖い顔をするのもエネルギー要るんだよね・・・。みんな分かってるのかなぁ。