停電中でも授業を

 計画停電中に2コマの授業をした。ヒーターも消え薄暗い中であったが生徒たちはしっかり勉強に打ち込んでくれた。(もちろん、かの2名は3月に入った時点でやる気ゼロだが)

 
 最上級を使った問題の答え合わせを行う。いつものようにペアで確認後ポイント制であてていく。今日の問題文の中に、「世界で3番目に大きい国は中国だ」というものがあった。?と思い、地理の先生に確かめるとやはり4番目であった。その誤りを利用して生徒へ正解は何か考えさせてみた。デンマークとかいう答えもあったが、問題なく3つの大国名は出てきた。通常であればここからふくらませたいところだが、明日の授業さえ予定どおりに行われるか分からないので、次の問題へ移ることにした。


 今回の比較の問題を通して見えたことは、「〜とおなじくらいの重さだ」という日本語に引っ張られてしまい、as weight as と答えてしまう生徒がかなりいたことだった。as 〜 as には形容詞・副詞が入ることを認識していながらも、その語の品詞が分からなければ使えない知識になってしまう。幸い間違いを訂正する機会はたくさんあったので、しっかり生徒にはこの間違いポイントを理解させることができたと思う。
 

 明日は春休みの課題であるspeech暗唱の練習。生徒も私も気持ちの落ち着かないことが多いが、残り少ない授業を精一杯やっていきたい。


 昨日、仙台に住んでいる親友からメールが来た!ご家族共々無事だと聞いてほっとする。ある事務所の仙台所長さんである友人は、地震があったその次の日でさえ会社に行き安否確認などの仕事をしていた。電気ガス水道も無い状態で、しかも自分の家族のこともある中で、責任者として働く彼女の姿に、私も彼女に負けていられないと思った。