「応用問題」

 台風による休校をはさんで、やっと試験が終了した。今日はテスト返却をメインにした授業にする予定だったのだが、試験が1日延びた関係で、教科書の次の範囲を少し入れる形になった。明日は体育祭で授業が無く、さらに週末は連休のため、今日新しいことを入れるのって中途半端かなぁと心配したが、生徒は次に向けて取り組む姿勢を見せていたので問題無かった。やっぱりスピード感って大事だな・・・。

 1年生のテスト返却では分詞の復習を行った。分詞は割と頻繁に使われる表現なので、ここで基本事項を押さえるために時間を取った。生徒も正解を知りたいと思っているので、いつも以上に集中して授業に臨んでくれる。本当はこの集中力を試験前に発揮してもらえるような仕掛けが必要なんだよね。でも次に分詞が必要になったときに役立てば、それもいいのかな。まとめとして今回の出題元を全員で確認させ、教員が言う「応用問題」とは何を意味しているのか理解してもらった。私たちが何気なく使っている言葉も、生徒には具体的な内容が分からないこともあるかもしれない。これで、「勉強しても点数が上がらない!」なんて言われないようにしたいなぁ。最後に恒例のパートナー換えを行って終了。

 2年生のテスト返却はIt to構文を作る問題を扱った。教師の目から見ればこの文は要注意の文だと分かるけど、生徒にとってはノーマークだった文なんだよね。それでも音読を繰り返したり、ノートに本文とポイントを写した生徒は見事に正解にたどり着いていた。地力が出る問題だったかな。

 放課後はたっぷり2時間かけて英語暗唱大会に出る生徒の練習につきあった。今日までに暗記が完成した生徒はまだ2名で、まだ発表態度にまで手が回らない状態だ。昨日試験が終わったばかりの彼らだけれど、ここから頑張ろう!